レビュー
» 2004年07月26日 08時19分 UPDATE

レビュー(?)魅惑のエンターティナー、「ロボサピエン」と遊んだ (1/2)

元NASAのロボット研究者、Mark W. Tilden氏が設計したことで知られる「ロボサピエン」は、米国を代表する人型……いや類人猿型トイロボットだ。しかし、その生い立ちとは裏腹に、実はお笑いキャラだったりする

[芹澤隆徳,ITmedia]

 元NASAのロボット研究者、Mark W. Tilden氏が設計したことで知られる「ロボサピエン」は、米国を代表する人型……いや類人猿型のトイロボットだ。リモコンによる簡単操作で、低価格ながらさまざまな動作が可能。しかも、かなりのエンターティナーなのだ。

photo ロボサピエン。高さ約34センチ、重量は2.1キロ。国内では、PDAショップ「Vis-a-Vis」(ビザビ)を運営するミヤビックスが販売している。価格は1万5000円
photo 横から見ると足が太い。足の前後にはセンサーが付いている
photo 両手は三本指で、ほぼズゴック。形はそれぞれ異なる。うまく操作すると、この手でカップなどを掴み、投げることもできる

 アメリカでロボットといえば、「召使い」のイメージに近いものだったと思う。古くは映画「禁断の惑星」に登場した「ロビー・ザ・ロボット」から、スターウォーズの「R2D2」「C3PO」コンビまで、主人の命令には絶対に逆らわず、どんな無茶な命令や問いにも、クールに、かつ正確に対応する。

 実際、「ロボット三原則」を考えたのは、最近、“役に立たない知識”のほうで妙に有名になった米国のSF作家、アイザック・アシモフだ。その印象もあって、米国人の感覚では人間とロボットは完全な主従関係であり、10万馬力のお友達を求め続ける日本人とは根本的に考え方が違う……と思っていたのだが、どうやらこの認識は誤っていたらしい。

 ロボサピエンはリモコンの命令に従う。しかし、その動作には、操縦者の意図しないオマケがいろいろ付いてくるのだ。

photo リモコンには21個のボタンがある
photo 各ボタンには、赤いマークのほか、オレンジとグリーンの文字が書かれていて、「セレクト」ボタンでコマンドを切り替える。パソコンの「caps lock」キーのように、セレクトボタンを一度押すとLEDがオレンジに、2回押すとグリーンに光り、固定される仕組みだ。これにより、ボタン操作だけで67もの動作を可能にした。

「Burp」するロボットって?

 たとえば、電源を入れると、「Uh-huh.」と大声で“アクビ”する。次に、大きく“伸び”をして、さらに腰を振って準備体操完了。そういえば、米国のアニメでは、みんなこうやって起きてるな。

photo 電源は右脇腹の後ろのほうにある
photo 電源を入れた。目が光り、両手をあげて咆吼……かと思ったら「Uh-huh」と……アクビ。その後、足をばたばたさせて体をほぐしている様子。動画はこちら
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