レビュー
» 2004年08月27日 11時34分 UPDATE

レビューJR御用達、あの「おこし太郎」に起こされてみた (1/2)

連日のオリンピック観戦で寝不足続き。もはや普通の目覚まし時計では起きられない体になってしまった……そんな人は、自動起床装置「おこし太郎」を試してみよう。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 スポーツは、やっぱりリアルタイムで観戦したい。でも、連日のオリンピック観戦で寝不足続き。もはや普通の目覚まし時計では起きられない体になってしまった……というアナタにお勧めが、JR東日本の「えきねっと」で販売している自動起床装置「おこし太郎」だ。

 おこし太郎は、JR東日本の現業機関で実際に使用されている「目覚まし装置」を市販したもの。上野車掌区、盛岡新幹線運輸区など70カ所もの実際に使われているという実績もさることながら、空気枕が膨らんで寝ている人を起こす仕組みと、9万8000円(消費税、送料込み)という目が覚めるような価格で話題になった。

 そんなわけで、早速借りてみた。

photo おこし太郎一式

 届いたのは2つの段ボール箱。中に「時間セット装置」「送風機」、そして「空気袋」と一体化した「送風ホース」が入っている。まずはこれを組み立てるのだ。

photo 送風機。背面から伸びるケーブルを時間セット装置につなぐ。電源も供給されるため、コンセントは1つで済む。横のパイプには、空気枕のホースを接続する

 各ユニットは、さすがに業務用だけあって頑丈そうにできている。しかもデカくて重い。送風機など、サイズは300(幅)×240.4(奥行き)×300(高さ)ミリで、重量は8.6キロもある。ヘビーデューティーのお手本みたいだ。

photo 時間セット装置。操作はシンプルだ
photo 時間セット装置の裏側

 空気枕は「ゴム引き布」製で、これまた頑丈そう。奥行き40センチ、幅は1メートルとシングルベッドなら両端がはみ出す程度の長さがある。これなら、寝相の悪い人でも、空気枕の作動範囲からはみ出すことは滅多にないだろう。

 送風ホースは塩化ビニール製で、洗濯機の排水ホースに近い。これを送風機から突き出たパイプにつなぎ、しっかりと金具をしめておく。ホースの長さは2メートルあるため、設置の自由度は高そうだ。それにしても、目覚ましを“設置”ってのは……何とも言えない違和感がある。

 なお、空気袋と送風機はJRで使われているものと同じだが、付属の時間セット装置は市販専用だ。サイズは180(幅)×220(奥行き)×119(高さ)ミリ、2.5キロで、送風機と時間セット装置を合わせると11キロ超となる。それにしても、11キロの目覚ましってのは……以下同文。

photo 組み立て完了。サイズ比較のために普通の目覚まし時計を上に置いてみた。実際に使用する時には、空気枕の上に腰がくるように寝る

 組み立てが完了したら、時間セット装置で起床時間を設定する。上下ボタンで時刻を合わせ、「ON/OFF」ボタンを押してディスプレイにベルのマークを出したら準備完了だ。

 では、検証と称して寝ることにしよう。

photo 時間セット装置の操作はシンプル。上下ボタンが一組しかないため、数時間後に起きたい時で時間設定は分単位で行わなければならない。やはり短時間の仮眠が前提なのだろうか? ボタンを押し続けていると、なんだか1時間以上寝てはイケナイような気分になってきた

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