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» 2004年10月06日 13時46分 UPDATE

オリコンが音楽配信に参入、「日本最多レーベル・楽曲」

「オリコンチャート」から直接ダウンロードできる仕組みを売りに、来年1月に本格スタートする。メジャー各社が参加を表明し、「当初から日本最多のレーベル数と楽曲数を擁する」と自信を見せる。

[ITmedia]

 オリコンは10月6日、ネット音楽配信に参入すると発表した。チャート情報から楽曲を直接ダウンロードする仕組みで、来年1月から本格スタートする計画。東芝EMI、エイベックスなどメジャー各社が参加を予定している。

 全額出資の子会社「オリコン・デジタル・ディストリビューション」(オリコンDD)を10月1日付けで設立した。資本金は1億円。社長にはオリコンの河田寛取締役が就任した。

 新会社は、CDなどのセールスランキング情報「オリコンチャート」に連動した楽曲配信を行う。配信の仕組みは自社サイトに加え、提携サイトにもASP提供。レコード会社から楽曲のDRM化や配信、サポートなどの業務委託を受けることで売り上げを得る。

photo オリコンDDのビジネスモデル

 まず12月に試験サービスを行い、来年1月から同社サイトと、チャート情報を提供している新聞社系サイトで本格サービスを始める計画だ。チャート情報として圧倒的な強みを持つオリコンチャートを武器に、ライトユーザーにもネット音楽配信を浸透させるのが目標。また過去のチャートを活用し、「思い出の楽曲」を直接ダウンロードできる仕組みも導入する。

 配信形式はWMA。ダウンロードしたPCからの持ち出しはできないが、対応ポータブルプレーヤーには3回まで書き込める。サイトでの対応ハード販売も予定している。

 参加予定レコード会社・レーベルは、東芝EMIとエイベックスのほか、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、ビーイング・グループなど。これまでネット配信していなかったレーベルも参加するなど、「スタート当初から日本で最多のレーベル数と楽曲数を擁する音楽配信プロジェクト」になる見込み。ただし現時点ではソニー・ミュージックエンタテインメントが加わっていない。

 新プロジェクトによる音楽配信事業全体の売り上げ高は2006年に850億円と予想している。そのうち新会社は業務委託手数料、プレーヤーなどのハード販売、サイト広告収入を売り上げの柱にしていく。

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