アイリテックでは、このほかにも虹彩技術をベースにさまざまな応用製品を展開している。たとえば、虹彩個人認証システム、瞳孔反射を応用して薬物検知を行う「ドラッグメーター」、これらのシステムをインターネットでつなぎ、遠隔地の顧客やパートナー企業との連携を可能にする「I-RISA」(イリサ)ネットワークサービスなど。
さらに、エンターテイメント分野への応用として、試験的に販売しているのが“眼を撮影するプリクラ”こと「虹彩情報局」だ。被験者(プレイヤー?)の虹彩を撮影し、健康面もしくは恋愛面のアドバイスをプリントしてくれるというもので、日本オリジナルの製品となる。
ベースの技術はストレスメーターなどと同じだけに、たとえば「元気予報」を選択すると、「バリヤー機能」とか「エアフィルター機能」といった項目も出てくる。オブラートに包んだ表現になっているが、それぞれ免疫力や肝機能を意味しているらしい。
既に、九州と関西のゲームセンターなどに設置されているという虹彩情報局は、夏頃をメドに全国展開を図る予定。315万円もするストレスメーター1にはちょっと手が出ないが、これなら手軽に健康状態を診断……いや測定できる。
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