FC EXPO
家庭用から玩具まで~次世代エネルギー「燃料電池」を見てきた(1/2 ページ)
ビッグサイトで、国際燃料電池展(FC EXPO)が開催されている。燃料電池に関する国際専門展として第1回目となるわけだが、具体的な応用製品の展示は多くないものの、家の電気を補う家庭用途からオモチャまで幅広い分野における燃料電池の利用例が紹介されており、次世代のエネルギー供給方式として注目されていることを実感できる。
小型燃料電池でゴジラとロボサピエンが動く
大同メタル工業が展示しているのは、ラジコンなどのオモチャで乾電池のかわりとして利用できる小型燃料電池。本来は乾電池で駆動するゴジラの模型やヒューマノイドロボット「ヒューマ」(ロボサピエン)などに、乾電池に替わって小型燃料電池が搭載されていた。
同社は、水素を燃料とする小型燃料電池を、教育機関や博物館などに向けて発売しており、この展示はそのデモンストレーション。ゴジラには電極を差し込む位置によって複数種類の電圧が得られる「デュアル電源タイプ」の燃料電池が搭載されている。
このゴジラは本来、単1形電池3本と6P形電池1本を利用するが、その2種類の電池を1つの燃料電池でまかなうことで、電源の大幅な軽量化を行っている(438グラム→59グラム)。電池寿命も向上しており、「一般的なマンガン電池に比べて、2倍程度の電池寿命を確保できている」(同社)。
水素ボンベ2本で60キロ走行可能なスクーター
栗本鐵工所は、固体高分子型燃料電池(PEFC)で駆動する電動スクーターを展示している。これは台湾・APFCTと共同で開発されたもので、搭載されている燃料電池はDC24ボルト/85アンペア(最大)を出力し、時速35キロで走行できるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Gmail、他社メアドを送信元にできる機能を廃止へ
-
2
個人開発「家系ラーメンマニア」で利用者急増 対応追いつかず一部停止 「より信頼していただけるアプリに」
-
3
「プチプチ」の川上産業、「プチプチ株式会社」に社名変更 創業58年で
-
4
「ChatGPT」のデフォルトモデル、PlusとProは「Sol」に、無料版は「Luna」でテキストチャット無制限に
-
5
熊本地震で地面がずれた場所、35kmの線状に 衛星データで「変位境界」を判読 国土地理院
-
6
ワークマン、実は画像生成AIを導入していた 間に合わない商品撮影を代替 アプリ通知開封も1.5倍
-
7
東大、60代教授を懲戒処分 サイトのHTMLソースに“不適切な言葉” 「六四天安門」問題が理由と毎日報道
-
8
「うんこ移植」でピーナツアレルギー改善、15人中6人が数粒食べられるように ヒトの実証は初 Science系列誌掲載
-
9
「高学力=ストレスに耐えられる」ではない 秀才が苦しむ一方、収入・満足度が高いのは…… 医学生・医師1000人超を分析
-
10
写真加工アプリ「SNOW」にステマで措置命令 報酬付きでX投稿依頼、広告表示なし 消費者庁
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR