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» 2005年02月01日 19時41分 UPDATE

シリコンオーディオ販売ランキング(1月17日〜23日)shuffle効果はこんなところにも――低価格化が進むポータブルプレーヤー

shuffleの登場によって対応を迫られたのが、これまでフラッシュメモリ型プレーヤーを主に手がけていたメーカー。彼らは「値下げ」という手段に出るが、その“付け焼刃”は長続きするものではない。

[渡邊宏,ITmedia]
順位 前回 メーカー名 型番 発売年月日 標準価格
1  1 APPLE IPOD MINI 2004/7/24 26800
2  2 APPLE M9724J/A 2005/1/1 10458
3  6 RIO JAPAN RIO SU10 256MB 2004/10/1 オープン
4  5 IRIVER IFP-890 2004/5/1 オープン
5  3 APPLE M9725J/A 2005/1/1 16172
6  4 RIO JAPAN RIO SU10 128 2004/7/24 オープン
7  10 シーグランド XS700-128MB 2004/12/1 オープン
8  8 シーグランド XS700-256MB 2004/12/1 オープン
9  7 ソニー NW-HD3 2004/12/10 オープン
10  11 IRIVER IFP-180T 2002/11/1 オープン

この記事では、マーケティング会社GfK Japan調べによる全国3500店舗の量販店(家電量販店、カメラ販売店、PC専門店)のPOSデータを集計し、モデル別のランキングで紹介しています

 1位、2位は先週と変わらずiPod MiniとiPod shuffleが入り、Rioやシーグランドの製品がその後を追うランキングとなっている。アイリバーのIFP-180T(128Mバイトのフラッシュメモリプレーヤー)がラインクインした以外は、おなじみとも言えるメンツだ。

 全体を見渡すと、HDD搭載タイプのランクインが2製品だけ(iPod MiniとNW-HD3)となっている。これまでランクインを続けてきた20/40GバイトのiPodすら今週はランク外だ。なぜ、今フラッシュメモリタイプが人気なのか?

 iPod shuffleが発表されて2週間が過ぎ、各メーカーもshuffleに触発されてか「価格改定」という動きを見せている。クリエイティブメディアリオ・ジャパンアイリバー・ジャパンなどがフラッシュメモリタイプの製品を値下げし、これまで2万円前半〜半ばという値付けがされてきた1Gバイトタイプの製品も、2万円を切る価格設定がなされている。

 こうした値下げは、512Mバイトで1万458円、1Gバイトでも1万6172円という低価格を打ち出してきたshuffleへの価格面からの対抗措置であることは間違いない。そして、各メーカーの打ち出した低価格化は、ランキングも「フラッシュメモリタイプの人気」という形で反映されている。

 ちなみに、今回のランキングに登場している製品の価格を平均すると、1万1400円(オープン価格の製品についてはITmedia shoppingにて最安値を検索)となり、shuffleが登場する前のものと比較すると約4000円も下がっている。

 この試算はいささか極端なものかもしれないが、shuffleが原因となって各社のフラッシュメモリプレーヤーの価格が低下していることは間違いない。ただし、価格改定とは一時的な手段に過ぎず、それはメーカー自身が一番知っていることのはずだ。このまま低価格化を進めるのか、shuffleばりの新機軸製品を投入するのか、それとも独自のスタンスを保ち続けるのか。各メーカーは岐路に立たされている。

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