iPod shuffleの成功により、フラッシュメモリプレイヤーに大きな注目が集まっている。HDDタイプほど楽曲を記録することはできないが、コンパクトで携帯性が高く、バッテリ駆動時間も非常に長い。最近ではUSB2.0に対応するモデルがほとんどであり、転送時間のストレスもほとんど感じなくなった。
さらにいえば、iPod shuffleの発売に合わせて各社が行った大胆な価格改定により、512Mバイトや1Gバイトの大容量タイプが非常にリーズナブルな価格になってきている。注目されるのもむべなるかな、といったところだ。
今回紹介するのは、国内オーディオメーカーの雄であるケンウッドが初めて投入する、フラッシュメモリプレイヤーだ。その名は「M512A3」(512Mバイトモデル)と「M256A3」(256Mバイトモデル)」、シンプルなインタフェースと豊富な機能性を両立した、実に使いやすいプレイヤーだ。
本体サイズは本体サイズは71.3(幅)×28.5(高さ)×16.5(厚さ)ミリ。重量は電池込みで39グラム。音楽再生機能のほかには内蔵のモノラルマイクによるボイスレコーダー機能やFMチューナーも備えた。FMチューナーからのステレオ録音も可能。カラーはホワイト、ブラック、オレンジ、ブルーが用意される(256MバイトモデルのM256A3はホワイト/ブラックのみ)。
まずは本製品のユーザーインタフェースを紹介しよう。基本的な操作は、本体右側面に装備されたジョグレバーで行う。曲を再生している状態でジョグレバーを左右に倒すと、曲のスキップ操作となる、ジョグレバーを押し込むと各種オプション画面が表示され、ここでもジョグレバーを使って左右にカーソルを移動し、設定したい項目を選択する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR