東芝は3月14日、HDDオーディオプレーヤー「gigabeat F」の新製品として、フォトビューワー機能を搭載した「gigabeat F40」を発表した。4月上旬から発売する。価格はオープンで、同社直販サイト「SHOP1048」での直販価格は4万9800円になる見込み。
gigabeat F40は、昨年9月に発表したgigabeat Fシリーズ「F10」「F20」「F60」をベースに、新ファームウェア(Ver.2)によってフォトビューワー機能を追加したもの。F10/F20/F60ユーザーも、ファームウェアのアップデートによって、F40と同機能にアップグレードできる。アップデートサービスは同社ウェブサイトで4月中に実施する予定。
フォトビューワー機能では、F40に搭載する2.2インチ(240×360ピクセル)低温ポリシリコンTFTカラー液晶でHDD内のJPEG/BMP画像を1画面/多画面(最大12枚:縦3×横4)で表示可能。
HDDへの画像転送は付属の転送ソフト「gigabeat room Ver.2.0」を使って行い、転送時にF40が表示できる画像サイズ/形式に変換することで画像閲覧を可能にしている。また、USBケーブルを介してデジカメ(USBマスストレージ対応)からgigabeatの内蔵HDDへデジカメ画像(DCFフォーマット)を直接転送できる。ただし、吸い出した画像の閲覧はできない。
新バージョンになったgigabeat room Ver.2.0では、ジャケット写真の自動転送機能が追加されたほか、Gracenote Music ID/Gracenote PLAYLISTに対応。タグ情報の付け直しやキーワード選択でのプレイリスト自動生成などが可能になった。また、gigabeat内のSATファイル(著作権保護音源)をPC上で再生できるようになった。gigabeat room Ver.1.0ユーザーへのアップデートサービスも予定しているという。
内蔵する1.8インチHDDは40Gバイトタイプ。操作インタフェースに直感操作が可能な「プラスタッチ」を搭載するなど、主な仕様はFシリーズと同じ。
本体サイズは63(幅)×16(高さ)×106(奥行き ミリ)で重さは約160グラム。電源は専用リチウムイオン充電池を採用し、フル充電で約16時間の連続再生が可能。対応フォーマットはWMA、MP3、WAVで、対応ビットレートは16kbps〜320kbps。Windows DRMにも対応。USBクレードルが標準で付属する。
gigabeat F40の主な仕様は以下のとおり。
製品名 | gigabeat F40 |
---|---|
型番 | MEGF40(XS) |
サイズ | 63(幅)×16(高さ)×106(奥行き)ミリ |
重量 | 160グラム |
HDD容量 | 40Gバイト |
連続再生時間 | 約16時間 |
液晶 | 2.2インチカラーTFT液晶 |
対応フォーマット | WMA、MP3、WAV |
対応OS | Windows 2000/XP |
その他 | イコライザー(29モード)、イントロ再生 |
付属品 | ACアダプター、電源コード、USBケーブルほか |
本体色 | シルバー |
価格 | オープン(直販価格4万9800円) |
発売時期 | 4月上旬 |
また、既に発売されているgigabeat Gシリーズに、20GバイトのHDDを搭載した「gigabeat G23」が追加された。3月18日から発売する。HDD容量以外は既存Gシリーズと同仕様で、カラーバリエーションはコスモブラックとクリスタルブルー。価格はオープンだが、同社Web直販サイトでの価格は3万4800円。
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