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シャープ、FMトランスミッタ内蔵のフラッシュメモリプレーヤー

» 2005年03月31日 18時57分 公開
[ITmedia]

 シャープは、FMトランスミッタを内蔵したフラッシュメモリプレーヤー「MP-A200」「MP-A100」を発表、4月15日より発売する。2機種の違いはメモリ容量のみで、MP-A200は512Mバイト、MP-A100は256Mバイトのメモリを搭載する。価格はオープンだが、市場想定価格はMP-A200が2万円前後、MP-A100が1万5000円前後の見込み。

photo カラーはホワイトとレッド

 最大の特徴であるFMトランスミッタは87.7MHzから88.9MHzまで7つの周波数に送信が可能となっており、普段はヘッドフォンで楽しみつつ、カーオーディオや室内のオーディオ機器などでも音楽を楽しむことができる。

 本体サイズは54(幅)×85.6(奥行き)×9.4(厚さ ミリ)、約70グラム(内蔵充電池含む)。充電池は約4時間の充電で約20時間の再生ができ、USB充電にも対応する。対応するフォーマットはWMAとMP3で、Windows DRMに対応しているので、各種音楽配信サービスで購入した曲を転送できる。

 前面には大型のスクロールキーのほか、10文字×5行の表示領域を持つ液晶を備える。再生する曲に歌詞データがある場合には、最大30文字ずつカラオケのように表示することができ、添付ソフトを利用すれば自分で歌詞データを作成することもできる。

 ノーマル、ジャズ、ロック、クラシック、ポップ、バスという6モードのイコライザも備える。聴きたい曲だけをあらかじめ設定しておけば、その曲だけを再生する「プログラム再生」や、ID3タグ情報を読み取り、自動的にアルバムリストやアーティストリストを作成する「オートリスティング機能」も備える。そのほか、MP3ダイレクトエンコーディングやFMラジオ、ボイスレコーダーといった機能を搭載しており、FMラジオは放送をMP3形式で録音することも可能だ。

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