東芝は5月18日、DVDレコーダーのミッドレンジモデルとなる「RD-XS57/37」を発表した。両モデルとも「W録」に対応し、2層メディアへの記録もサポート。さらに、インターネット経由で全国のRDユーザーから“おすすめ番組”を教えてもらえる機能が付いている。発売は6月中旬の予定で、価格はオープン。店頭ではRD-XS57が10万5000円前後、RD-XS37は8万7000円前後になる見込みだ。
「RD-XS57」は、「RD-XS53」の後継となるハイグレードモデルだ。地上アナログチューナー×2とBSアナログチューナーを搭載し、裏番組録画も可能。「スカパー!」チューナーを繋げば連動録画も行える。新たにHDMI出力端子も備え、「とにかく何でも付いている多機能モデルが欲しいマニア層向け」(東芝)。
一方の「RD-XS37」は、160GバイトHDDを搭載。やはり「W録」に対応し、裏番組録画も行える。ただしスカパー!連携やHDMI出力といった搭載していない。主にファミリー層をターゲットにしたモデルだという。両モデルの概要は下記の通り。
製品名 | RD-XS57 | RD-XS37 |
---|---|---|
HDD | 300Gバイト | 160Gバイト |
DVDドライブ | DVD-R/-RW/RAM(2層対応)☆2☆ | |
EPG | ADAMS&iNET(WEPG)☆2☆ | |
W録 | ○☆2☆ | |
スカパー!連携 | ○ | ー |
HDMI | ○ | ー |
本体サイズ | 434(幅)×339(奥行き)×81(高さ)ミリ | 434(幅)×342(奥行き)×78(高さ)ミリ |
重量 | 6.4キロ | 6.0キロ |
価格 | オープン(10万5000円前後) | オープン(8万5000円前後) |
発売日 | 6月中旬予定☆2☆ | |
DVDマルチドライブは両モデル共通で、DVD-RAMが最大5倍速、DVD-RWは最大6倍速、DVD-Rは最大16倍速と高速化している。DVD-RのCPRM対応はもちろん、DVD-R DLもサポート。「マルチドライブで二層メディアに対応したのは初」(同社)。このほかにもLPモードの高解像度化を図り、フルD1(720×480ピクセル)の記録が可能になるなど、改善点は多い。
2モデル共通の目玉機能として、EPG周りの強化が挙げられる。スポーツ・ドラマ延長機能のほか、新たに「番組おっかけ機能」を追加して録り逃しを防止。さらに「おまかせ自動録画」や「おすすめサービス」を搭載した。
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