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音楽CDの購入で重要な情報源は「インターネット」第1位

» 2005年05月23日 12時22分 公開
[ITmedia]

 音楽情報サイト「OngakuDB.com」を運営する飯原経営研究所は5月11日、「CD」の結果を発表した。「CD購入に際しての情報入手経路」を聞いたところ、ショップやネットで購入している人の中で「インターネット」が第1位になった。

 調査対象は「OngakuDB.com」のモニター会員2747人で、有効回答数は1517人(男性580人、女性937人)。「過去1年間でのCD購入の有無」(複数回答)を聞いたところ、「ショップでの購入経験者」は78.4%、「インターネットでの購入経験者」は36.8%だった。「ショップ購入」が多かったのは「中・高校生」で89%、「ネット購入」が多かったのは「20代社会人」で40.8%。

 「購入したCDのジャンル」(複数回答)では、「ショップ購入」は「邦楽ポップス」(52.5%)がもっとも多く、次いで「邦楽のロック」(18.5%)、「洋楽のポップス」(10.5%)がベスト3。「ネット購入」では「邦楽ポップス」(44.2%)、「邦楽のロック」(16.5%)、「洋楽のポップス」(15.2%)となっている。「洋楽のポップス」では、「ネット購入」が「ショップ購入」を上回る結果となった。

 「CD購入に際しての情報入手経路」(複数回答)を聞いたところ、「ショップ購入」では「インターネット」(67.7%)がトップ。次いで「テレビ」(40.4%)、「ショップ店頭」(33.6%)、「雑誌」(26.6%)、「ラジオ」(12.7%)の順だった。一方、「ネット購入に際しての情報入手経路」(複数回答)は、「インターネット」(87.1%)、「テレビ」(22.9%)、「雑誌」(17.7%)、「ラジオ」(8.4%)、「ショップ店頭」(4.5%)の順になった。「ショップ購入」と比較して「インターネット」に集中していることがわかる。

 一方、CD購入枚数の多い回答者ほど「雑誌」を情報源とする割合が高くなる傾向となった。「ショップ購入者」の場合、過去1年間のCD購入枚数が「1〜9枚」で23.4%、「10〜19枚」で35.4%、「20枚以上」で45.7%の回答者が「雑誌」を挙げる。「ネット購入者」も「1〜9枚」が13.6%、「10〜19枚」で22.7%、「20枚以上」で33.8%の回答者が「雑誌」を挙げた。

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