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日立、世界最高輝度PDPなど新プラズマ/液晶「Wooo」(1/2 ページ)

» 2005年07月11日 18時34分 公開
[西坂真人,ITmedia]

 日立製作所は7月11日、薄型ハイビジョンテレビ新製品として「“Wooo”8000シリーズ」11機種を8月中旬から順次発売すると発表した。

 “Wooo”8000シリーズは、プラズマテレビ(55V/42V/37V型各2機種ずつ)6機種と液晶テレビ(37V/32V型各2機種ずつと26V型)5機種。従来機はプラズマ/液晶モニターとチューナーユニット「AVCステーション」の組み合わせでラインアップを形成していたが、今回の新製品はすべてチューナー一体型となり、シンプルな製品構成になった。

photo “Wooo”8000シリーズ

プラズマテレビ

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方式 画面サイズ 型番 発売日 価格
プラズマ 55V型 W55P-HR8000 9月下旬 86万1000円
プラズマ 55V型 W55P-H8000 9月中旬 79万8000円
プラズマ 42V型 W42P-HR8000 9月中旬 63万円
プラズマ 42V型 W42P-H8000 8月中旬 56万7000円
プラズマ 37V型 W37P-HR8000 9月中旬 54万6000円
プラズマ 37V型 W37P-H8000 8月中旬 48万3000円

液晶テレビ

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方式 画面サイズ 型番 発売日 価格
液晶 37V型 W37L-HR8000 9月中旬 54万6000円
液晶 37V型 W37L-H8000 8月中旬 48万3000円
液晶 32V型 W32L-HR8000 9月下旬 44万1000円
液晶 32V型 W32L-H8000 8月中旬 37万8000円
液晶 26V型 W26L-HR8000 9月中旬 29万4000円

「パネルはすべて自社開発」の強み

 プラズマテレビでは、従来から業界最高レベルの高輝度を誇っていた同社独自ALISパネルの性能をさらにアップ。42V型で「世界最高輝度」(同社)となるピーク輝度1400カンデラ/平方メートル、コントラスト比3000:1を実現した(55V型はピーク輝度1000カンデラ/平方メートルでコントラスト比2000:1、37V型はピーク輝度1300カンデラ/平方メートルでコントラスト比2500:1)。

photo 世界最高輝度の42V型プラズマテレビ
photo 左が42V型プラズマWooo、右が他社製45V型液晶テレビ。「斜めから観たときの視野角はもちろん、色再現性やコントラストも42V型プラズマWoooが上」(同社)

 また、42V型と37V型には1024×1024ピクセルの高精細な新世代「メガピクセルALISパネル」を採用(55V型には1366×768ピクセルのe-ALISパネルを使用)。デジタルハイビジョン放送の垂直信号(1080i)を画素変換せずにリアル表示できるほか、年間消費電力量も従来モデルに比べて約30%低減しているという。

photo 左が他社製の液晶(VA型)、中央がWooo42V型プラズマ、右が他社製プラズマ

 新世代パネルに合わせて、前面フィルターも新開発の「MBP(マルチ・バンド・パス)フィルター」を採用。外光は抑えつつ、プラズマの発光は効率よく透過させるという特性を持つという。

photo 「MBP(マルチ・バンド・パス)フィルター」
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