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“写真DV”を極めた4.3メガ機、キヤノン「IXY DV M5」

» 2005年07月28日 13時00分 公開
[ITmedia]

 キヤノンは7月28日、DVカメラ“IXY DV”の新製品として4.3メガピクセルCCDを搭載した「IXY DV M5」を発表した。8月中旬から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は12万5000円前後になる見込み。

photo スタイリッシュな縦型モデル「IXY DV M5」

 IXY DV M5は、昨年6月に発表したIXY DV M3 KITの後継機。「DVカメラとしてクラス最高」(同社)となる1/2.8インチ総画素数429万画素CCDを搭載し、動画撮影時には有効約350万画素、静止画撮影時は有効約400万画素を使って高精細な画像を撮影できるという。

photo ノーブルブラックとソードシルバーの2色をラインアップ
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 RGB三原色のまま感知して出力するRGB原色フィルターを採用。幅広い階調表現で動画/静止画ごとに最適処理を行う独自映像エンジン「DIGIC DV」は、IXY DV M5 KIT用の新アルゴリズムを開発してさらなる低ノイズ化を図っている。

 51(幅)×101(奥行き)×102(高さ)ミリ・重さ約410グラム(本体のみ)という縦型スタイルのボディは、従来機(M3)に比べて高さが6ミリ・幅が2ミリ小型化し、重さも約60グラム軽量化。搭載する光学10倍ズームレンズ(35ミリ判換算で44.5〜445ミリ相当:動画撮影時)には、強い直射日光下でも絞り値を高めずに高解像感を維持できる「グラデーションNDシステム」を装備した。

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 “写真DV”をうたう自慢の静止画撮影機能は、SDメモリーカードに最大400万画素(2304×1736ピクセル)の静止画を撮影できるほか、測距ポイントを9つ設けた「9点測距AiAF」や、3種類の測光方式(評価測光/中央部重点平均測光/スポット測光)、高速連写機能(最高画質で2.1枚/秒・連続10枚)、AEB撮影機能、ダイレクトプリント機能など、ハイエンドデジカメ並みの撮影機能を搭載した。

 また、暗闇でのカラー撮影が可能なミニビデオライトをレンズ右下に装備するほか、近接撮影(3〜30センチ)で被写体に影が生じない無影撮影が行えるリングライトアダプターを標準で同梱。バッテリー/ACアダプター/リモコン/ケーブル類/アプリケーションCD-ROMをセットにしたオールインワンタイプとなっている。

photo リングライトアダプターを標準同梱
photo 撮影に必要な機器をセットにしたオールインワンタイプ

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