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パイオニア、MP3対応のDJ用CDプレーヤーを発表

» 2006年02月23日 20時37分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは2月23日、MP3形式で記録されたCD-R/RWの再生に対応したDJ用CDプレーヤー「CDJ-1000MK3」と「CDJ-800MK2」を発表した。価格はオープン。店頭予想価格は、CDJ-1000MK3が14万5000円前後、CDJ-800MK2が9万円前後。3月下旬に発売する予定だ。

photo 「CDJ-1000MK3」(左)と「CDJ-800MK2」(右)

 音楽CD(CD-DA)にくわえて、MP3形式で記録されたCD-R/RWディスクの再生とDJプレイに対応。ディスクの回転状態や再生位置を確認できる「オンジョグディスプレイ」をビッグジョグダイヤル中央に配置した。ディスクを取り出した際の再生位置を記憶するリジューム再生機能を持つ。

 CDJ-1000MK3は、ジョグダイヤルの回転負荷を調整できる「ジョグフィーリングアジャスト」機能を搭載したモデル。自分の好みにあった操作感に合わせられるほか、長年の使用による負荷の変化も調整できる。また、従来モデルに比べて時間軸方向に2倍の情報量を持つ「ウェーブディスプレイ」を採用。これまで以上に音量や低音ビートの強弱を視認しやすくなり、曲全体の構成や音量のさらに細かい把握を可能にしたという。

 サイズは320(幅)×370(奥行き)×105(高さ)ミリ。重さは4キロ。ラインアウト端子(RCA)、デジタルアウト端子(RCA)、コントロール端子(ミニプラグ)を備える。

 CDJ-800MK2は、「ジョグフィーリングアジャスト」機能などを省いた下位モデル。スクラッチやリミックスプレイに欠かせないビッグジョグダイヤルや多彩なループ、リバース機能など従来モデル「CDJ-800」の基本機能はそのまま継承。新たにキューポイントなどをディスクごとに10ポイント、最大800枚分までメモリー可能になった。

 メタリックなデザインの筐体は、305(幅)×344.1(奥行き)×108.5(高さ)ミリ。重さは4キロ。ラインアウト端子(RCA)、デジタルアウト端子(RCA)、コントロール端子(ミニプラグ)を備える。

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