レビュー
» 2006年04月13日 20時55分 UPDATE

レビュー:“999円のMP3プレーヤー”をイジってみた (1/2)

ポータブルオーディオの低価格化は今に始まったことではないが、ついに999円という「DN-2000 Black」が登場した。その低価格ぶりが話題になり、初回出荷分は既に完売したというが、この製品の実用性はどれほどか、さっそくイジってみた。

[ITmedia]

 ポータブルオーディオプレーヤーの低価格化は今に始まったことではないが、ついに税込み999円という1000円以下のMP3プレーヤーが登場した。製品の名は「DN-2000 Black」。カスタマイズが楽しい学習リモコンや、9980円で1000万画素相当?なデジカメ(現在は販売終了)などを発表してきた、“あの”上海問屋からの発売だ。衝撃的な価格ばかりに目を奪われるが、プレーヤーとしての実用性はどれほどのものか、早速テストしてみた。

photo DN-2000 Black

アウトドアグッズを連想させるフォルム

 DN-2000のサイズは58(幅)×60(高さ)×13(奥行き)ミリ。重さは30グラム(本体のみ)。全体がつや消しブラックの硬質ゴムで覆われているほか、左肩にはストラップホールが用意されており、オーディオ製品というより、アウトドアグッズのような印象を与える。ポータブルオーディオとしてはやや大柄だが、手にした時の感触は悪くない。

photophoto 硬質ゴムで覆われた本体。あえてAV機器っぽくない仕上がりを選んだように思える。

 前面に用意されているインタフェースは音量アップ、音量ダウン、再生/停止、早送り、早戻しの各ボタンだけとシンプル。アーティスト名や曲名を確認する液晶ディスプレイは設けられていないが、動作確認用のLEDが2つ(赤/青)ある。電源には単四形乾電池を1本使用し、アルカリ乾電池時で約5時間の連続利用が可能だ。

 メモリは内蔵せず、別売のSDメモリーカード(アダプタを利用すればMiniSDも使用可能)をストレージとして利用する。上限は1Gバイト。曲データは3.5ミリステレオピンジャックの隣に用意されているUSB端子利用して転送してもいいし、SDメモリーカードを取り出し、別途カードリーダーなどを利用しても構わない。

photophoto 前面のボタン。スイッチはかなり深い位置にあり、しっかりと押し込まないと反応しない(左)。状態確認用のLED(右)
photophoto 左側面のSDカードスロット(左)と上側面の3.5ミリステレオピンジャック、USB端子

転送前には注意が必要、999円のサウンドは?

 再生できるファイルはMP3のみ(CBR/VBR対応、対応ビットレートは32Kbps〜320Kbps)で、WMAやAACなどは転送しても認識されない。USBマスストレージクラスに対応しているのでファイルはドラッグ&ドロップでも転送でき、別途、転送ソフトを用意する必要はない。

 操作方法は簡単。再生/停止ボタンを長押しするとLEDが「赤LED点灯――青LED点灯」と切り替り、電源ONを知らせる。そのままにしておくと青LEDが点滅に切り替わり、再生モードに移行、SDメモリーカード内のMP3ファイルが再生される。電源をOFFにする際も、同様の手順で行う。

photo 再生/停止ボタン長押しで電源が入る
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