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» 2007年01月25日 00時24分 UPDATE

今日から始めるデジカメ撮影術:第65回 手ブレとデジカメの持ち方の関係 (1/3)

新年にもなったことだし、今回は基本的なお話を。写真の基礎の基礎、手ブレの防ぎ方と、手ブレしにくいカメラの持ち方だ。

[荻窪圭,ITmedia]

 さて新年にもなったことだし、今回は基本的なお話をしよう。手ブレの防ぎ方と、手ブレしにくいカメラの持ち方だ。

手ブレしにくい持ち方と撮り方

 手ブレの話をする前に、まずはカメラの持ち方だ。ちゃんと持って撮ること。それが一番大事なこと。

 そんなわけで基本中の基本である。液晶モニターで撮るときのカメラの持ち方って意外に語られてないので、ここでしつこくやってみる。

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 これが一番よく見られるデジカメの持ち方。はたから見てるととても危なっかしいんだが、こういう「デジカメを上下から挟む」ように持つ人はとても多い。後ろにはボタン類がたくさんあってそこを触らないように、って思うんだろうか。そういう人は大体にして、目の高さで腕を伸ばして持っている。

 これは2つの点でよくない。ひとつめは持ち方。上下から挟むように持つと、人差し指でシャッターを切った動きでカメラが動きやすい。2つめは位置。カメラが身体から離れれば離れるほど微妙なブレの影響が大きく出やすい。だからできればやめたほうがいい。

 普通、カメラは前後から握るように持つ。たぶん、説明書にもそういう持ち方で書いてあるはずだ。

photophoto 右手でしっかり持ち、左手は添えるような感じで

 後ろから見ると親指でモニターの右側を完全に塞いでいるが、それでまったく問題なし。多くのデジカメは背面をよく見ると、親指の先を置くためのスペースを作ってあるはず。そこだけ空いてたり滑り止めがついてたり。それは「撮るときはそこに親指を置いてね」って意味だ。

 そうすると少し安定する。

 次は高さ。目の高さで撮る人が多いと思うが、そうするとどうしても腕が身体から離れてしまうのでブレやすくなる。しかも、腕が疲れやすい。

photophoto 目の高さだとブレやすくなるが、ちょっと下の方が疲れないしブレない

 そこで右の写真のようにカメラの位置を少し下げて、二の腕を身体につけてやる。二の腕は身体にくっつけて固定し、肘から先で構えるというイメージがいいだろう。

 考えてみたら、写真を目の高さで撮る必然性って別にないのだ。液晶モニターが見えればいいのだから、カメラは胸からアゴの高さでも問題ないし、ちょっと低い位置の方がちょっと視線を上げるだけで肉眼で被写体を見たり周囲をチェックできるので何かと安全。

 そしてシャッターを切るときは息を止めて。シャッターボタンは一気に押し込まず、まず半押しでフォーカスをロックしてから、押し切るのがいい。

 次は左手の添え方。基本的にどう添えてもいいんだけど、レンズが飛びでないカメラの場合、添えた左手の指が写っちゃうことがある。

photohi_8890.jpg 左の写真のように持つと指が写っちゃうので、下から支えるように持とう

 左手で下から支えるように持つと指が写り込んじゃうことがない。こういう左手の使い方がお勧め。

 次は縦位置での持ち方。

 縦位置で注意すべきは、右手を上にする(シャッターボタン側を上に持つ)か、右手を下にするか(シャッターボタン側を下に持つ)かで2通りあること。

 プロのカメラマンでも両方いる。欧米では右手を上にする人が、日本では右手を下にする人が多いといわれているが、調べたことはないので本当かどうか分からない。

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 これは右手を上にした場合。右手を左に90度回転させ、下から左手で押さえる。左手の肘を身体につけ、つっかえ棒のような感じで支えると安定する。こちらの方が姿勢としては楽だと思う。

 逆に右手を下にすると、右手首が不自然な角度になってキツい。

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 そういうときは右の写真のように持ち替えて親指でシャッターを切るという技もある。ただそうするとブレやすくなるので注意。

 ちゃんと持ったとしても、暗いときはブレちゃう。これはしょうがない。そんなときは、手近なものを利用して、腕や身体を支えよう。

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 例えば壁にもたれるだけでも違う。壁にもたれれば身体の微妙な揺れや右手の揺れは抑えられるからかなりブレにくくなる。

 肘をどこかについてしまうのも有効だ。塀やテーブルに肘をついてブレを防ぐ、座ってるときは膝に腕を置いて撮る。その辺は工夫次第。肘をどこかに預けて撮ると楽だしね。

 特にフラッシュを使えない場所、例えばお店で料理を撮るときは重要。肘をテーブルにおいたり、腕をテーブルに押しつけたりして、ブレないように撮るべし。

 それでも夜景のように暗い屋外や、白熱灯ひとつの暗い部屋や間接照明だけのバーで撮るなんてのは無理。そういう場所で撮らなきゃいけないときはどこかにカメラを置いて、セルフタイマーを使おう。

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