コラム
» 2007年06月19日 18時05分 UPDATE

プロフェッサー JOEの「Gadget・ガジェット・がじぇっと!」:逃げる目覚まし時計「ナンダクロッキー」で、アナタの朝はオンスケジュールを実現できるか?! (1/2)

目覚まし時計が登場して100年あまり経過したが、いま新たなブームが到来したようだ。“逃げる”目覚まし時計「ナンダクロッキー」は、アナタをさわやかな目覚めに導くか?!

[竹村譲,ITmedia]

 日本で最初の目覚まし時計が登場してから既に100年あまりが経過した。「春眠暁を覚えず」の時期を過ぎた今日この頃ではあるが、今、日本で「目覚まし時計」がちょっとしたブームなのだ。

photo 時限爆弾をイメージした目覚まし時計「起床装置 DANGERBOMB CLOCK」(C)BANPRESTO

 筆者の近所の玩具屋さんをのぞいてみても、多くの目覚まし時計が売られている。タケコプターのように時計本体の一部のパーツが、アラーム音とともに部屋の何処かに飛んでいってしまい、そのプロペラを探して元通りに戻さない限り鳴りやまないモノ。目覚まし爆弾をセットして、時刻になるとあらかじめ接続された3本の電線のいずれか正解の1本だけを引き抜かなければ、爆発音がするパズル的なモノ。iPodなどのデジタルミュージックプレーヤーなどを外部拡声装置に埋め込んだモノなど、その多彩な顔ぶれは選択に悩んでしまうほどだ。

 約100年前にハンマーで大きな鐘を叩くという歴史的な目覚まし時計が誕生して以来、音源はより量産効果が高くフレキシブルな電子音に取って変わり、現代ではそのバリエーションの幅は爆発的に拡大してきている。あえてそれをコンセプトや動作系で分類するなら、(1)浮遊・走行系、(2)パズル系、(23)エンベッド(埋め込み)系が思い浮かぶ。また、認知方式で分類するなら、(1)音源系、(2)振動系、(3)光源系などになるだろう。そして、これらを複数組み合わせたタイプも多く登場している。

 「ナンダクロッキー」は、朝起きることが苦手で、ありきたりの目覚まし時計ではまったく起き上がれなくなったガウリ・ナンダ氏が自身のために考えついたユニークな目覚まし時計だ。

photo 手のひらサイズのナンダクロッキーは290グラム(電池別)、幅は約13センチ

 数年前にインターネットの一部メディアにそのプロトタイプが公開され、製品が出る前から日本国内でも話題となったその「ナンダクロッキー」が国内でも販売開始される。輸入と販売を行うのは大阪にあるアークトレーディングという会社。この会社は海外のデザイナーブランドを中心に、こだわりのアイデア商品を扱っている。

 ナンダクロッキーは、一言で言うなら手のひらサイズの「自走式目覚ましロボット」だ。重さは300グラム弱で、単四形アルカリ乾電池4個で約半年間動作する。2個のボタンスイッチが眼のように、そして液晶画面が大きな口のように見える。ナンダクロッキーの特徴は、設定時刻になると、ユニークなサウンドで時刻の到来を知らせるだけではなく、スヌーズ(一時停止)ボタンを押そうとする人の手をかわすように、目覚まし時計が別の場所に逃げてしまう設定ができることだ。

photophotophoto 単四形電池4個で本体をドライブし約半年間使える(左)、60センチまでの高さのシェルフやテーブル上から落下しても大丈夫な堅牢設計(中)、ベッドサイド以外でも、リビングのサイドテーブルや椅子の上にも似合うデザイン(右)

 移動した先でも、しばらくは多少耳障りなペチャクチャと宇宙人やロボットが話すような声や音をたてて、再び眠りにつこうとするご主人様を起こそうとする。黙らせるには、部屋の何処かに行ってしまったナンダクロッキーを見つけ出し、本体のアラームスイッチをオフするしかない。アラームの起動から約30秒間は2個の車輪がランダムな動きをするので、フローリングの部屋なら、何処に行き着くかは彼(?)さえも分からない。

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