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» 2008年01月08日 02時42分 UPDATE

2008 International CES:ゲイツ氏、“本当に”最後のCES基調講演 (1/2)

CESの恒例行事であるゲイツ氏の基調講演も、今年が最後のようだ。サービス精神あふれる主演ドラマも交えつつ、今後10年のデジタルライフの展望が語られた。

[山田祐介,ITmedia]

 「CESの基調講演は、今年が最後になると思います」

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 “ラスト・ゲイツ”は、どうやら本当のようだ。Microsoftのビル・ゲイツ氏は1月6日の基調講演で、CES恒例行事となっていたCES開幕前夜のキーノートスピーチを今回で最後にするという意志を、このような言葉で示した。

 今年中に第一線から引退すると表明しているのだから自然な流れだが、「なんだかんだで来年も出てくるのでは?」と疑いたくなる気持ちもある。ただ、講演中に放映された、引退後の様子を豪華ゲストを交えながらオモシロおかしく表現するゲイツ氏主演ドラマは、確かに「最後の一興」の雰囲気を感じさせるものだった。

photophotophoto 引退したゲイツ氏は、筋トレに励んだかと思えばがU2のボノに自慢のギターリフを聴かせバンドへの参加を迫る

よりシンプルに、直感的に――

 PCの普及はもちろんのこと、インターネットの進化やデジカメ/携帯電話の浸透など、過去10年のデジタル業界を「大成功を収めた」とまとめたゲイツ氏は、「しかし、これはまだ始まりだと思う」と言葉を続け、“第2のデジタルの10年”はより大きな展開を見せるとの見方を示した。

 ユーザー中心型のサービスの広がりや、デジタルを取り入れることによるテレビや読書といったものの変化、HD映像の浸透など、ゲイツ氏は次々とデジタル世界の未来像について語っていく。また情報の引き出し方はよりシンプルになり、簡単に人と共有できるようになっていくとコメント。思い出をまとめるツールとしてのアプリケーションの進化に注目しているという。

photo タッチスクリーンでキーボードもマウスも使わずにデジタルコンテンツを操作できる「Surface」。実際に指で操作して、お気に入りのスノーボードのデザインを作り上げていくゲイツ氏

 また同氏は、“最初の10年”と今後との違いとして、インタフェースの進化について言及し、指で操作を行うアップルのiPhoneやMicrosoftのテーブル型端末である「Surface」などを例に挙げ、キーボードやマウス以外の直感的なインタフェースがより普及すると指摘した。

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