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» 2008年02月01日 12時27分 UPDATE

ソニー、高速AFライブビュー搭載のデジ一眼「α350」 (1/2)

ソニーがコンパクトデジカメと同等の操作性を実現する「クイックAFライブビュー」を搭載したデジタル一眼レフカメラ「α350」を発表。実売価格はボディのみで9万円前後。

[渡邊宏,ITmedia]

 ソニーは2月1日、デジタル一眼レフカメラ「α350」(DSLR-A350)を3月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、ボディのみの実売想定価格は9万円前後。

 標準ズームレンズ「DT 18-70mm F3.5-5.6」をセットした「α350 ズームレンズキット」(「DSLR-A350K」)、「DT 18-70mm F3.5-5.6」と「DT 18-200mm F3.5-6.3」の2本をセットした「α350 高倍率ズームレンズキット」(「DSLR-A350H」)も用意される。いずれの価格もオープンで、実売想定価格はα350 ズームレンズキットが10万円前後、α350 高倍率ズームレンズキットが14万円前後。

photo 「α350」

 同時発表された「α200」の上位モデルと位置づけられるエントリーモデル。エントリークラスのデジタル一眼レフカメラに必要とされる、簡便かつ快適な操作と高画質の撮影を実現するため、ペンタミラー切換式のライブビューと新開発の1420万画素CCDを搭載した。

 「クイックAFライブビュー」と名付けられたライブビュー機構は、専用のイメージセンサーを個別に搭載しており、レンズから入った光はペンタミラーによって専用イメージセンサー/光学ファインダーのいずれかへ導かれる。ライブビュー利用時もTTL位相差検出方式のAFを常時利用できため、一眼レフならではの高速な位相差AFの速度を保ちながら、ライブビューを常用することが可能なった。

photophotophoto 「クイックAFライブビュー」の動作原理。専用イメージセンサーは光学ファインダーの上部に設けられている

 ライブビュー専用イメージセンサーは測光エリアを40×30に分割、撮影データを分析してシーンに応じた最適な露出と階調表現に自動補正を行うDレンジオプティマイザーの機能を応用して、画像の分析と測光を行う。なお、ライブビューと光学ファインダーは排他利用となる。光学ファインダーの視野率は95%。

 ライブビュー動作の機敏さも大きな特徴。ライブビュー機能を搭載するデジタル一眼レフカメラは他メーカーからも登場しているが、本製品は専用イメージセンサーの搭載によってミラーを下げてAFを動かして――というアクションを必要としないため、高速に動作する。コンティニュアスAFも可能。ライブビュー利用時も秒間2コマの連写が行えるほか、露出やホワイトバランスなどの設定変化もリアルタイムに背面の液晶で確認できる。利用時の視野率は90%で、測光範囲はEV2〜17(全測光モード時、ISO100相当、F1.4レンズ使用時)。ライブビューの使い勝手を高めるため、背面液晶も上方130度/下方40度の可動式となっている。

photophotophoto 上面にはライブビュー/光学ファインダーの切り替えスイッチが設けられている(左)、背面液晶は上下に可動する(中、右)

 撮像素子は有効1420万画素 APS-Cサイズ 原色フィルター付きCCDで、画像処理エンジンには「BIONZ」を組み合わせる。最高ISO3200の高感度撮影が可能となっているが、ISO1600/3200での撮影時にはBIONZによる画像処理の前段階でノイズリダクションを行うことで高感度撮影時のノイズ低減を図っている。

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