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撮影シーンを選ばない万能ズームデジカメ――ニコン「COOLPIX P80」レビュー(4/5 ページ)

» 2008年07月02日 10時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

作例(1)

不忍池にて27ミリ相当のワイド端と483ミリ相当のテレ端。18倍ズームだとこれだけ寄れる。写りは非常にナチュラル
ボートの上で羽を休めているウミネコを発見してテレ端で撮影。液晶モニターでプレビューしているときは露出オーバーかと思ったが、撮ってみるとそんなことはなかった。1/294秒 F5 ISO64
そのウミネコが近くへ来たので望遠端で撮影。白い毛が白飛びしそうだったので、-2/3段の露出補正をかけて撮影してある。等倍で見るとちょっとパープルフリンジがでているが、このクラスとしては暗転した写りを見せてくれる
池の亀をテレ端で。ISO感度はオートで撮影。暗かったのでISO291に増感された。感度が細かく上がってくれるのはよい。AFはしっかりしているが、暗所ではちょっと合いづらい傾向があった。1/144秒 F4.5 ISO291
夕方、小さな池のほとりを散歩してたらウシガエルらしき大きな音が聞こえたので探してみると、泳いでいるウシガエルを発見したので、ISO1600に感度を上げて撮影。さすがに絵が荒れるが、フラッシュなしでこれだけ撮れると思うと実用性は十分。すばらしい。1/48秒 F4.5 ISO1600
広角端でちょっとさびれた商店街を撮影。鮮やかモードで撮影したので色がこってりしてコントラストも高めになっている。1/60秒 F2.8 ISO266
こういうカットを撮るときは歪み補正がうれしい。建物の直線がしっかり出てくれる。露出も色もバランスがよくて気持ちいい。1/190秒 F5 ISO64
東大の一角、古い使い込まれた校舎と大学らしい食堂の看板を56ミリ相当で。ISOオートで撮影したらISO120に増感された。増感のステップが微妙なので、あまり画質を荒らさずに手ブレもせずにというバランスでいける。1/63秒 F3.5 ISO120
森に囲まれた池を-1の露出補正をかけて。1/106秒 F4.5 ISO64
蓮の花を望遠端で撮影。望遠端での最短撮影距離は約1.5m。小雨がぱらつく日だったが、色もしっかり。ISO感度は100固定で撮影。1/43秒 F4.5 ISO100
あじさいを望遠端で撮影。ISO感度はオートで。1/260秒 F5 ISO109

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