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“こげめ”の調節機能が付いたガス炊飯器「αかまど炊きII」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2012年08月06日 20時01分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 ワタクシはしばらく前から、炊飯器は電気ではなくガスで炊くタイプを使っている。理由はキッチン周りで電力を食う機器が増えたこともあるが、ガスのほうが機器代が安いというのも大きい。IH炊飯器の高級機を買おうと思うと5万円以上するが、ガスならIH並の大火力が1〜2万円台の低価格機でも得られるのだ。

 そんなわけで7年ほどリンナイのガス炊飯器「こがまる」を使っていたのだが、最近になって機器の調子が悪くなってきたので、買い換えることにした。「こがまる」はシンプルなスタンダードタイプのガス炊飯器で、これはこれで気に入っていたのだが、せっかくなので今回は上位モデルを狙うことにした。

「αかまど炊きII」の本体

 というのも、上位モデルには「こがまる」にはなかった機能として“こげめ”調節機能が付いているからだ。ワタクシはご飯は固めに炊くのが好みで、こげめがうっすらと付くくらいだと非常にうれしい。そんなわけで、“こげめ”調節機能が付いた「αかまど炊きII(型番:RR-05MKT2)」を買うことにした。

 価格は標準価格が4万6200円のところ税・送料込みで2万4400円。ちなみに下位機種の「こがまる(型番:RR-055VKT2)」は21000〜22000円くらいなので、2000〜3000円ほどの差で“こげめ”調節機能が手に入るわけだ。

 なお、“こげめ”のほかに“ねばり”や“かたさ”も調節できる最上位機種の「αかまど炊き(型番:RR-05MRT)」はだいたい3万2000〜3万3000円と、少し価格差が開いてしまうので、これを考慮に入れて選ぶ必要がある。

「こがまる」に比べて大きめの本体

 RR-05MKT2は、「こがまる」に比べるとデザインがかなり異なる。「こがまる」はシルバーで金属感が漂うデザインだったが、RR-05MKT2はいかにも家電的な白い外観だ。ただし大きさはけっこう大きめで、「こがまる」のRR-055VKT2が290(高さ)×259(幅)×235(奥行き)ミリであるのに対して、RR-05MKT2は268(高さ)×266(幅)×361(奥行き)ミリとなっている。奥行きがかなり長めなので、あらかじめ設置場所をよく確認しておいたほうがいいだろう。

つゆ受けが付いた背面(左)。ガスコードの接続口(右)

側面はこんな感じ

 炊飯釜を持ち上げると、炊飯器の底にバーナーが見える。このバーナーには立ち消え安全装置が付いている。炊飯器の下部にはガス接続口があり、ここにガスコードを接続してガス栓につなぐ。あとは電源プラグを入れて時刻をセットすれば準備OKだ。

 操作ボタンは多めで、「炊飯/再加熱」キーおよび「お急ぎ」キー、「切」キー、「保温/18時間保温」キーのメインとなる4つのキーのほかに、タイマーを操作するための小さなキーが付いている。中央の小型ディスプレイには現在時刻のほかタイマー予約や保温経過時間などが表示される。

 このほか、タイマー炊飯待機中や保温中であるのを示す小さなランプも搭載されている。なお、“こげめ”の調節は「お急ぎ」キーを3秒以上押し続けると表示が点滅するので、「時」「分」キーで調節する。“こげめ”は強弱それぞれ5段階に設定可能で、計11段階の調節が可能だ。

計量カップとしゃもじが付属する(左)。フッ素加工が施された炊飯釜(右)

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