まだまだ暑いですから
地味ながら大きな進化、ダイソン「エアマルチプライアー AM01」(1/2 ページ)
ダイソンの“羽根のない扇風機”こと「Air Multiplier」(エアマルチプライアー)。2009年11月の発売以来、そのユニークな仕組みとデザインで注目を集め、人気商品となっている。扇風機としては高めの価格設定ながらも、気になっている人は多いのではないだろうか。
現在ではフロアタイプや暖房機能付きなどバリエーションも拡大しているAir Multiplierだが、実は初号機といえるテーブルファン(卓上タイプ)の「AM01」が、この春にマイナーチェンジを受けた。改良ポイントは“音質”。音が小さくなったのではなく、あくまでも音の質が変わったという。実際に試用して確認してみよう。
その前に、羽根のないAir Multiplierがどのように風を作り出すのか、仕組みをおさらいしておきたい。Air Multiplierは、強力なブラシレスモーターと「ミックス フロー インペラー」と呼ばれる羽根の力でスタンド部の側面にあるスリットから空気を吸い込み、上部のリング部分に送り込む。リングの内側は飛行機の翼に近いなだらかな傾斜を持っていて、放出された空気はそこで生じる気圧差により、周囲の空気を巻き込む。このため、リングから出てくる風は、台座部分から吸い込んだ空気の15倍にもなるという。
文章よりビジュアルのほうが分かりやすいかもしれない。以前、東京「科学技術館」で“米村でんじろう先生の一番弟子”こと、チャーリー西村さんによる「サイエンスライブショー」が催された。子どもたちにも分かりやすくAir Multiplierの技術を紹介する実験ショーである。
このとき、“気圧差で周囲の空気を巻き込む”ことを証明するため、Air Multiplierの背面全体をビニールで覆った状態(=周囲の空気が入らない)で大きなビニール袋を膨らませるという実験が行われた。背面を覆っても、台座部分のスリットから吸い込んだ空気は出ているはずだが、ビニール袋はなかなか膨らまない。しかし、背面を開放すると、大きなビニールは一気に膨らんだ。なるほど“15倍”はダテじゃない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
2
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
3
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
4
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
5
トランプ大統領、「AI Force」創設を表明 「AI脅威論はでっちあげだ」
-
6
Googleの「Gemini」も能力テスト中に実在企業3社に侵入──WSJ報道
-
7
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
8
メインで使うスマホ、Androidが54.1%でiPhoneを上回る 40代以上の最多シリーズは「AQUOS」
-
9
河川監視のライブカメラ水没か――千葉豪雨、村田川の映像が水中に 「こんなの初めて見た」
-
10
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR