レビュー
» 2012年10月31日 00時10分 UPDATE

橘十徳の「自腹ですが何か?」:塩と水で発電するLEDランタン「GH-LED10WB」 (1/2)

今回紹介するのは、塩水で発電するLEDランタン「GH-LED10WB」。給水パックに食塩と水を規定量まで入れて溶かし、本体のタンクに注ぎ込むだけで発電して光る。しかも、USB機器への充電も可能だ。

[橘十徳,ITmedia]

 LEDの普及によりキャンプ用ランタンに電池式照明を使う人が増えてきたが、いくらLEDが低消費電力といってもそれなりに電池は食う。LEDランタンの場合は容量の大きい単一形乾電池を採用している製品が多く、交換用の電池を用意するのは面倒だし、使用済み電池が出てもかさばる。また、災害時に使う場合は、安定的に確保するのが難しい恐れもある。

 今回紹介するグリーンハウスの「GH-LED10WB」は、電池が一切不要のランタンだ。どうやって光らすかというと、塩と水を使う。本体に塩水を入れることで中のマグネシウムの金属棒からイオンが溶け出し、それが移動することで電気が発生するという仕組みだ。

ts_ghled01.jpgts_ghled02.jpg グリーンハウスの「GH-LED10WB」

 塩水は海水でもOKで、アウトドアや非常時の照明として最適だ。しかもLED照明として使えるだけでなく、USBケーブルも付いており、USB機器への充電もできる。

 価格は楽天市場の「PLUSYU楽天堂」という店で税・送料込み3846円。だいたいどこの店も4000円前後の価格で、ランタンとしては少々高めだが、塩水で発電というユニークな点にひかれて購入した。

120時間で金属棒を交換する必要あり

 本体のサイズは210(幅)×113(奥行き)×228(高さ)ミリ、質量は約680グラム。ふつうのキャンプ用の電池式照明と比べると大きめだが、これは塩水を入れるタンクを内蔵しているためだろう。本体のほかには水と塩を入れる給水パックとUSB充電ケーブルが付属する。

ts_ghled03.jpgts_ghled04.jpgts_ghled05.jpg 前面に大きなライトを搭載(左)。付属の給水パック(中)と充電ケーブル(右)

 本体の上部には塩水の注入口、底面には排水口があり、前面には大きなLEDライトが搭載されている。ライトの下部には電源ボタンおよび電源ランプを搭載。背面にはハンドルと壁掛けフック、充電用端子がある。ハンドルは簡単に引き出すことが可能で、持ち運びに便利だ。

ts_ghled06.jpgts_ghled07.jpgts_ghled08.jpg 注入口(左)と排水口(中)。電源スイッチと電源ランプ(右)

ts_ghled09.jpgts_ghled010.jpgts_ghled011.jpg 本体背面(左)。ハンドルを装備(中)。充電端子(右)

 側面には金属棒の交換口があり、カバーを外すとプラグ部が露出する。接続ケーブルを引き抜いて反時計回りにロックを回すことで金属棒を引き出せる。金属棒は1本で最長120時間の使用が可能。取り替え用の金属棒はAmazon.co.jpで税・送料込み1300円とけっこう高い。確かに電池は必要ないが、代わりに金属棒のランニングコストがかかるので注意が必要だ。

ts_ghled012.jpgts_ghled013.jpgts_ghled014.jpg 金属棒の交換口(左)。カバーを外した状態(中)。これが金属棒(右)

 なお、本体は樹脂製で白と黒のツートンカラーとなっている。見た目がかなり安っぽいのが少々残念だが、しっかりした作りで丈夫そうだ。

       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia LifeStyle に「いいね!」しよう