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ARモンスターを撃ちまくれ! タカラトミーアーツ「モンスターシューティングリアル」橘十徳の「自腹ですがなにか?」(1/2 ページ)

» 2012年12月07日 19時49分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 トイガンはいつの時代も男の子が夢中になる定番のオモチャだが、最近はかなりハイテク化が進んでいる。今回紹介する「モンスターシューティングリアル」もその1つ。なんとAR(拡張現実)技術が搭載され、カメラで映した映像にモンスターを重ね合わせて表示する。まるで現実世界にモンスターが現れたかのような映像を楽しめるわけだ。

「モンスターシューティングリアル」のパッケージと本体

 タカラトミーアーツといえば過去に釣りをテーマにした「バーチャルマスターズリアル」や、ドラゴンを捕獲する「ドラゴンハンティングリアル」というARカメラ搭載のオモチャをリリースしてきたが、今回の「モンスターシューティングリアル」は初のガンタイプのオモチャで、銃を撃つのが好きな人は要注目だ。ディスプレイに映し出されたモンスター相手に1人で戦うオモチャなので、大人の息抜きにも最適である。

 ARカメラ搭載ということで、希望小売価格は6279円と少々高い。ヨドバシカメラの通販では5380円で、ポイント分を引けば実質5000円以下になるということで、ここで購入することにした。カラーはブルーとレッドがあるが、ブルーの在庫はなし。ほかの通販サイトを見ても、全体的にブルーのほうが品薄のようだ。本当はブルーのほうが好みなのだが、早く欲しかったので今回はレッドを選んだ。

プレイ前にはモーションセンサーの調整が必要

 届いたパッケージを開けてみると、銃本体と小さなマガジンが入っていた。遊ぶ前の準備として、まずこのマガジンをグリップの底のスロットにセットする。電池は単三形乾電池を4本使用。電池をセットするとけっこうズッシリと重い。スコープに当たる部分には、小さなAR用のカメラのレンズがあり、ここで撮影した映像を液晶ディスプレイに映し出すわけだ。

カスタマイズ用のステッカー(左)。右側面に電源スイッチ(右)

 グリップにはストラップが付いており、遊ぶときには安全のためにこのストラップに手首を通して使用する。また、カスタマイズ用のステッカーも同梱(どうこん)されており、本体にはってデザインをアレンジできる。

 右側面の電源スイッチをオンにすると液晶に起動画面が表示される。液晶は鮮やかで見やすく、部屋の中で使うのであれば十分だ。ボタンは液晶画面の手前に「A」と「R」の2つと、このほかにトリガーボタンがあり、計3つで操作する。

単三形乾電池を4本使用(左)。マガジン(中)。マガジンをグリップの底にセット(右)

 起動画面とともにBGMが鳴るが、音量は「BIG」「STANDARD」「SMALL」「OFF」の4段階に調節可能。また、バイブレーションの有無も選択できる。データファイルは4つまで登録可能なので、家族や友人で使い分けることも可能だ。

起動画面(左)。メニュー画面(中)。モーションセンサーの調整画面(右)

 遊ぶときは本体内のモーションセンサーの調整が必要で、ゲーム前に「センサーのほせいをおこないますか?」という表示が出る。調整する際には本体を持って水平に構えてから、体をゆっくりと一回転させて再びトリガーを引くと設定完了となる。

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