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地球儀が天球儀に早変わり! レイメイ藤井「OYV304」橘十徳の「自腹ですがなにか?」(2/2 ページ)

» 2013年02月27日 17時03分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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時間を設定できる自動回転機能

 ライトの点灯や回転のON/OFFは台座の操作盤で行う。「ライト」「回転」「Stop」の3つのボタンがあり、「ライト」を押すとONになってランプが点灯し、もう一度押すと消灯する。

台座の操作盤(左)。ライトを点灯した状態(右)

 自動回転機能については、「回転」ボタンを押す回数で回転時間を設定できる。1回押すと5分、2回で30分、3回で1時間、4回で連続となり、回転時間がどこに設定されているかはボタンの上にある表示ランプで分かる。

 回転を止めたい場合は「Stop」ボタンを押せばOKだ。なお、手で球を回転させることも可能で、その場合はプラグを抜いて台座を押さえてゆっくりと回す。消し忘れ防止機能も付いており、6時間経つと自動的にストップするようになっている。


 1回転するのにかかる時間を測ったところ約35秒で、想像していたよりも速く回る印象だ。個人的にはもう少しゆっくりと回るほうが好みなので、できれば回転のスピード調整機能を搭載してほしかったと思う。

暗闇の中で浮かび上がる美しい星座

 暗い中で点灯させると星座がくっきりと浮かび上がり、実に美しい。さらに自動回転させると雰囲気たっぷりだ。残念なのはこの美しさを暗い中でしか味わえないこと。例えば天球儀を見ていて星座について調べたくなっても、暗くては本を見て調べることができない。まあタブレットやスマートフォンを使えば問題ないが……。

 ちなみに地球儀には自然の地形が分かる「地勢タイプ」と、国別に色分けされた「行政タイプ」の2種類があるが、OYV304の地球儀は地勢タイプとなっている。平野や高原、山脈がカラフルに色分けされていて見やすく、文字も読みやすい。

地球儀は地勢タイプ(左)。南極部分にはランプを入れるため大きな穴があいている(右)

 残念なのは、自動回転機能を搭載しているため地軸を傾けることができないこと。しかも南極の部分にはランプを入れるための大きな穴があいてしまっているのも不満だ。あとは前述した通り、回転速度を調整できない点も惜しい。また、電球を内蔵しているため、落下事故などの際は怪我しないよう注意が必要。この点に納得できるのであれば、デザイン性の高い地球儀としておすすめだ。また、星座が好きな子どもの学習用地球儀としても最適だと思う。

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