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» 2013年05月11日 19時40分 UPDATE

「春のヘッドフォン祭 2013」で見つけた“初物”たち (1/2)

恒例「春のヘッドフォン祭 2013」が東京・外苑前駅近くの「スタジアムプレイス青山」で開催された。今回もユニークなヘッドフォン、イヤフォンの展示が多く見られた。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 恒例「春のヘッドフォン祭 2013」が5月11日に東京・外苑前駅近くの「スタジアムプレイス青山」で開催された。回を追うごとに規模が拡大する同イベントだが、前回(秋のヘッドフォン祭2012)が2日間開催だったのに対して今回は1日のみという事情もあり、会場には朝から熱心なファンが行列を作った。なお、主催のフジヤエービックによると、秋は2日間の方向で検討しているという。

 最近はヘッドフォン祭で新製品発表やお披露目が行われるケースも増えたが、今回はアユートの「Astell&Kern AK120」やHi-FiMAN「HM-901」といったハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの新製品が発表会が行われたほか、ティアックやタイムロードもプレゼンテーションを行った。

ts_matsuri010.jpgts_matsuri011.jpgts_matsuri012.jpg ヘッドフォン祭で開催されたアユートの「AK120」発表会の模様。今後のファームウェアアップデートにより、USB DAC機能やDSD再生機能が追加されることが明らかになった。このほか、既存モデルの「AK100」について「ギャップレス再生に対応するかも? という情報がメーカーから入っている」という。今後の展開にも期待できそうだ

ts_matsuri08.jpgts_matsuri09.jpg HiFiMANのフラグシップモデル「HM-901」は、192kHz/24bit対応で、内蔵の“ヘッドフォンアンプカード”を交換できるといった拡張性が特長だ(左)。タイムロードが新しく取り扱いを開始した豪Audioflyのカナル型イヤフォン。ハイエンドモデル「AF78」は、バランスド・アーマチュア型とダイナミック型のハイブリッドタイプだ

 最近発表されたシュアの新フラグシップ「SE846」やフィットイヤーのユニバーサルタイプ第2弾「Parterre」(パルテール)などは、試聴が行える初めての機会とあって会場内に長蛇の列。シュア製品が展示されている完実電気ブースでは、大量の整理券を用意して混雑の解消を図っていた。

ts_matsuri013.jpgts_matsuri014.jpg 「FitEar Parterre」は同社のユニバーサルタイプ第2弾。BAのマルチドライバーで、ネットワークとアコースティックフィルターで各ドライバーが担当する周波数レンジを完全に独立させた。オープン価格で5月発売予定

ts_matsuri015.jpgts_matsuri016.jpg 「SE846」の試聴コーナーも大盛況(左)。朝の時点では大量の整理券が用意されていた(右)

 またヘッドフォン祭といえば海外メーカー製品がメインというイメージもあるが、最近は国内大手メーカーの存在感も増している。例えばJVCケンウッドは、2ドライバー搭載の新ヘッドフォン「HA-SZ1000/SZ2000」の試聴機をずらりと並べたほか、日本投入を検討中の海外向けイヤフォンを参考展示。また、日立マクセルがヘッドフォン祭に初めてブースを構えたこともトピックだろう。

ts_matsuri049.jpgts_matsuri047.jpg JVC「HA-SZ1000」(左)と国内投入を検討中だという海外向けヘッドフォン(右)。四角いハウジングがエレガントな「大人向けのヘッドフォン」だ

ts_matsuri07.jpgts_matsuri06.jpgts_matsuri058.jpg オンキヨー「ES-FC300」も試聴可能(左)。初参戦のマクセルブースでは「MXH-RF500」などを中心に展示、試聴を行っていた(中)。ヤマハブースでは「HPH-PRO300」が若い女性に大人気の様子(右)

 国内大手メーカーはどうしても発表済みの製品が中心になるが、ヘッドフォン祭は毎回、未発表製品の展示が多いことでも知られる。耳の肥えた来場者が多いため、メーカー側もオーディオファン層の意見を吸い上げる貴重な機会として注目しているからだ。今回も多くの未発表製品を、あちこちのブースで見ることができた。

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