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Bluetoothでスマホと連携する“次世代活動量計”「Fitbit Zip」橘十徳の「自腹ですが何か?」(2/3 ページ)

» 2013年05月15日 16時38分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 本体サイズは35.5(長さ)×28(幅)×9.65(厚さ)ミリ、重量は8グラムと実に軽量でコンパクト。ジーンズのポケットにもスッと入るし、カバーのクリップでも衣服にひっかけられる。かさばらないのでどこにでも持ち運べるし、この軽さなら1日中身に付けていても気にならない。歩数のカウントも、手持ちの歩数計と比べて大きな誤差は見られなかった。

歩数表示(左)と消費カロリー表示(右)

 次にPCやスマートフォンとの連携の設定だ。PCにUSBハードウェアキーを取り付け、専用ソフトをインストールすると、デバイスの連携設定が行われる。設定の途中で本体側に表示される4桁の数字をPCソフト上に入れるとペアリングが完了。本体のデータをPCに転送してクラウド上にアップロードし、専用サイト「Fitbitダッシュボード」上で管理できる。

USBハードウェアキー

 iPhone/Androidスマートフォンでも使い方は同じで、専用アプリ上で連携の設定を行うと、以降はアプリが起動するごとに自動的にFitbit Zipからデータがクラウド上に転送され、アプリ上でデータを確認できるようになる。

食材のリストが英語表記なのが残念

 管理できるデータは歩数、移動距離、消費カロリーの3項目に加えて、「その日にどれだけアクティブだったのか」を示す数字として「アクティブスコア」も用意されている。

 項目ごとに目標を設定できるようになっており、目標に対しての達成度がパーセント表示で示される。また、1日の歩数と移動距離について、目標達成の目安となる「歩数バッジ」も用意されており、獲得すると自分のダッシュボードに保存できる。

Fitbitダッシュボード。食事の状況や体重も表示

 このほか、アクティブな時間帯を確認できるグラフや、食事の管理機能も搭載する。食事の管理では、最初に開始時の体重と目標の体重を設定し、食事の計画を設定。「軽め」「普通」「ややハード」「かなりハード」の4つのプランから選択可能で、例えば目標減量値が10キログラムの場合、毎日の目標が「軽め」では−250キロカロリー、「普通」では500キロカロリー、「ややハード」では750キロカロリー、「かなりハード」では1000キロカロリーとなる。

食事の計画は4つのプランから選択可能

 プランを選んだらあとは毎日、食事の記録を入力していくと、摂取カロリーが計算される。食事の記録は食材と量と食べた時間帯を入力するのだが、この食材のリストが日本語ではなく英語でしか用意されていないのが不便だった。例えばパンを食べた場合、「Bread」と入力しないと候補が表示されない。このあたりはアップデートで日本語に対応してほしいものだ。

食材を選択

 ダッシュボード上ではこのほか、体重の管理機能も搭載している。毎日の体重を記録することにより、グラフなどを見られる。

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