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運動不足の解消に――歩数計やスイムカウンターにもなる防水オーディオプレイヤー「GH-KANASPB」橘十徳の「自腹ですが何か?」(1/2 ページ)

» 2014年04月08日 13時42分 公開
[橘十徳,ITmedia]
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 プールで夢中になって泳いでいるうちに、何メートル泳いだのか忘れてしまうことがたまにある。そんなときに便利なのが、今回紹介するグリーンハウスのポータブルオーディオプレイヤー「GH-KANASPB」だ。この製品は防水仕様でスイムカウンターを搭載しており、泳いだ距離を測定することができる。

 しかもスイムカウンターだけでなく歩数計機能も搭載しているので、プールから出たあともウォーキングの距離を測れる。ほかにもFMラジオを聞くこともできるなど、これ1台でさまざまな使い方ができるのだ。

IPX8の防水オーディオプレイヤー「GH-KANASPB」

 当然ながら防水仕様になっており、雨が降ったときにも心強い。1台でオーディオプレイヤー、ラジオ、歩数計、スイムカウンターと4役をこなす多機能ぶりに魅力を感じ、購入することにした。価格はAmazon.co.jpで6080円だ。このシリーズはホワイト、ブラック、ピンク、グリーン、イエローの5色から選択できるが、今回は個人的なホワイトを選んだ。

防水イヤーピース付きのイヤフォンが付属

 本体はIPX-8相当の防水仕様ということで、サイズは67(幅)×27(厚さ)×46(高さ)ミリと、iPod nanoなどに比べると大きめだ。重量は約33グラム。0.96型の有機ELディスプレイを搭載しており、文字の表示サイズは適度な大きさで読み取りやすい。クリップはけっこう固めで、水着にもしっかり取り付けられる。筆者は腰あたりに付けて泳いだのだが、水泳中に外れたことは一度もなかった。

パッケージと付属のイヤフォン

 メモリ容量は4Gバイトで、メモリカードスロットは搭載しない。リチウムイオンバッテリー(200mAh)を内蔵しており、充電時間は約3時間30分。音楽再生時のバッテリー持続時間は約16時間。朝、満充電にして家を出れば、夜までは持つ計算になる。

イヤフォンには防水仕様のイヤーピースと通常タイプが付属(左)。充電用のUSBケーブル。片側は4極ステレオミニプラグになっており、充電する際は本体のイヤフォン端子に接続する(右)

イヤフォンジャックにUSBケーブルを挿入して充電中

 本体のほかには専用USBケーブルと防水仕様のイヤフォンが付属する。USBケーブルの片側は4極ステレオミニプラグになっており、充電する際は本体のイヤフォン端子に接続して行う。搭載している端子はこれ1つのみで、音楽を聴く際はここにイヤフォンを接続する。

 イヤフォンのイヤーピースは防水のL、M、Sサイズと通常のMサイズが付属しており、購入時は防水のMサイズが装着されている。イヤフォンは耳かけ式で外れにくく、コードはカール式コードになっているので水泳中にも使いやすかった。

 専用USBケーブルでPCと接続するとストレージにアクセス可能となるので、ここに音楽ファイルをコピーするとミュージックプレイヤーで再生できる。再生可能形式はMP3(32kbps〜320kbps)およびWMA(48kbps〜192kbps)で、DRMファイルには対応していない。

スイムカウント数をもとに泳いだ距離を計測

 歩数計やスイムカウンターを使う前に、まず設定モードで体重やプールの長さなどを設定しておこう。歩数計の場合は、体重と歩幅(20〜200センチメートル)に加えて、「ラン」「ジョグ」「ウオーク」の3種類からモードを選択する。

歩数計モード。経過時間と歩数、移動距離、消費カロリーが一覧表示される(右)

 設定が終わったら歩数計モードにして、電源ボタンを押して計測を開始する。歩数はリアルタイムに計測できるが、消費カロリーについては計測中は確認することができず、一旦停止したときにしか見ることができない。歩数のカウントは、平地を歩く限りでは、けっこう正確な数値が出た。

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