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» 2014年04月18日 15時11分 公開

わが家のダニと対面した結果――ダイソン「ハウスダスト実態調査」 (1/2)

エフシージー総合研究所の川上裕司博士とダイソンが共同で「ハウスダストの実態調査」を実施している。その第1回調査結果が発表されたので、モニターの1人として報告したいと思う。やっぱり……いたんです。アレが。

[匿名希望の編集S,ITmedia]

 家の中にあるゴミやホコリを総じてハウスダストと呼ぶが、この中には花粉やダニ、カビ菌といったアレルゲンが含まれている(→関連記事)。その実態を把握するため、エフシージー総合研究所の川上裕司博士とダイソンが共同で「ハウスダストの実態調査」を実施すると聞いて参加してみた。

 調査では、45名の被験者が自宅の寝具や床に掃除機をかけ、吸い取ったゴミを研究所に郵送し、検査・分析するというもの。被験者の立場からすれば、「自宅のゴミから一体何が出てくるのか?」と、恐ろしくも興味深い検査である。なお、検査は季節をまたいで複数回実施され、日本人の生活環境とハウスダストの関係を年間を通じて調査する。

検査キットの一部(左)。ハンディータイプのダイソン「DC61」で寝具を掃除しているところ(右)

 調査は非常に厳密だ。被験者には事前にメジャーやマスキングテープ、刷毛などの“採取キット”が手渡され、手順に関するレクチャーも受ける。例えば寝具の場合、180×90センチという決められた範囲をメジャーで測り、マスキングしてから手順通りに掃除機をかけなければならない。ダストカップにたまったゴミは刷毛を使って念入りに採取し、寝具の素材や使用環境のアンケートと一緒に研究所へ郵送するのだ。けっこう手間はかかるが、研究所の調査に協力するのだから当然といえば当然だろう。

 検査に使う掃除機は、ハンディータイプのダイソン「DC61」。ふとんや細かい場所の掃除に適したパイプの短いタイプで、モーターやサイクロン部分、内蔵バッテリーなどはコードレスタイプの「DC62」とほとんど変わらない。最近はハウスダストへの意識の高まりを受け、ふとんクリーナーが売れているようだが、DC61はその“強力版”と思えばいい。とにかく取れるゴミの量が違う。

 実際、第1回の調査は2月末頃に行ったのだが、タオル地のシーツやふとんカバーの上から掃除機をかけたにも関わらず、ダストカップには白い粉のようなゴミが大量にたまって驚いた。家人の強い要望により写真掲載は控えるが、ゴミというよりハウスダストといったほうがしっくりとくる。そして何より、自宅から出たゴミを郵送するという、普段は決してすることのない行為に少し緊張した。

90%以上の家庭からコナヒョウヒダニが検出

 さて、その結果が発表された。まず届いたのは全体の傾向をまとめた報告書で、これによると被験者45人中、41人のゴミからダニの一種である「コナヒョウヒダニ」が見つかったという。確率は実に90%以上。多くの家に生息するとは聞いていたが、9割以上というのはなかなか衝撃的だ。

ダニは9割以上、室内発生型の小型昆虫類も半数以上の家庭から検出された

 ちなみにコナヒョウヒダニは、ふとんやシーツなど繊維のすき間で繁殖し、アレルゲンとなることも多い「最重要種」(川上氏)である。検出されたコナヒョウヒダニの数は、成虫、幼虫を合わせて平均26頭(体の一部を含む)。最大で387頭を検出したケースがあったという。これがもし自分なら、いい記事ネタに……いや自宅の掃除方法を根本的に見直す必要があるだろう。

 また半数を超える23人のゴミから「ヒラタチャタテ」や「タバコシバンムシ」といった室内発生型の小型昆虫類も検出された。これらの昆虫はアレルゲンとなるばかりか、家具や家、食品などにも害(食害、汚染)を及ぼす。

 そして先日、ついに被験者個人宛の検査結果が研究所から送られてきた。

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