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チョコじゃなくて「コトン」が届いたので洗濯した(1/2 ページ)

» 2015年02月17日 15時11分 公開
[ITmedia]

 「COTON」(コトン)は、世界最小のハンディー洗濯機だ。ヘアスプレーの缶にしか見えないが、中にはれっきとした洗濯機としての機構が詰め込まれている(→関連記事)。このユニークな新製品を試そうと早々に予約しておいたところ、なんと2月14日に届いた。

「COTON」(コトン)

 思わぬバレンタインデーのサプライズ。本来は3月上旬発売の予定だったので、心当たりのない荷物だった。宅配便を受け取る際、一瞬「チョコ?」と色めきたったとしても誰も責めることはできないだろう。

 開発・販売元のハイアールアジアに確認したところ、どうやらコトンが届いたのはウチだけではなかったようだ。「予約してくれた方にできるだけ早めに届けたい」と出荷を前倒しし、先週13日の金曜日から発送を開始したため、早い人には14日に届いたというわけ。ちなみに「今後は注文を受けたら順次出荷していく」と話していた。さて、せっかく早めにコトンを入手することができたので、速攻レビューをお届けしたい。

うっかり染みも怖くない

 コトンは“染み抜き”に主眼を置いたハンディー洗濯機だ。例えばお気に入りの服にケチャップやソースを落としてしまったときなど、サッと取り出してトントンと叩いて洗うことができる。ワイシャツの首回りが汚れたときなど、洗濯前の部分洗いとしても使える。

先端部。ちょっとボコボコしている

 使い方は、手順さえ憶えておけば難しくはない。まずコトンに単四形乾電池3本(エネループなども可)を入れ、先端のキャップと保護カバーを外す。「ボトル」と呼ばれる先端部分を引き抜き、キャップを外して水を入れる。この水は、叩いている間にボトルの先からごく少量ずつ出てくるのだ。

水を入れたところ

 次に洗濯する場所の準備だ。付属のマットに4つ折りしたキッチンペーパーを置く。衣服の汚れた部分に市販の液体洗剤を綿棒などで塗りつけ、キッチンペーパーの上にセット。このとき、キッチンペーパーの中央に置くと後で困るので、端にしておくことがポイントだ。なぜなら、コトンは汚れの上から水を出しながら叩くことでキッチンペーパーに汚れを移すため、汚れが移った場所に衣服がふれると二次被害が出てしまう。キッチンペーパーの上で4〜6回くらいはスムーズに移動できるよう、考えて配置する必要がある。

キッチンペーパーを付属のマットにセット

今回はTシャツに飛ばしてしまったソースで実験

洗剤をぬりぬり

 汚れた衣服を置いたら、いよいよ洗濯開始だ。

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