「夢のテレビ」が日本上陸――LGエレが有機ELテレビを展開(1/2 ページ)
既報の通り、LGエレクトロニクス・ジャパンは3月25日、2015年のテレビ新製品8シリーズ13モデルを発表した。今回の主役は、日本市場に初めて導入する曲面タイプの有機ELテレビ3機種だ。同社の慶甲秀(キョン・ガプス)社長は、「日本のユーザーは技術や製品に関心が高く、厳しいマーケットだと実感している」とした上で、「有機ELテレビは夢のテレビ。自信を持って紹介する」と胸を張った。
同社は、5月に発売する55V型4K対応モデル「55EG9600」を皮切りに、フルHDの「EC9310」を6月に追加。さらに秋をメドに4K対応65V型「65EG9600」を投入する計画。価格はすべてオープンプライスで、店頭ではEG9600シリーズの65V型が99万8800円前後、55V型は62万8800円前後、EC9310シリーズの55V型は39万8800円前後になる見通し。
無色無発光の“完全な黒”
LGエレの有機ELは、白色OLEDパネルにカラーフィルターを組み合わせるタイプ。その画質について、有機ELならではの「無色無発光の“完全な黒”」、「白色サブピクセルを追加したWRGB方式」「応答速度の大幅な向上」という3つのポイントを挙げた。
液晶テレビではバックライトの光が漏れ、黒がグレーがかってしまう“黒浮き”の問題が指摘されているが、有機ELはピクセル単位で消灯させることができるため、無色無光の“完全な黒”が再現できる。コントラスト比は、100万:1の測定限界を超える「無限大」(同社)という。
WRGBはLG独自の方式。光の3原色であるRGB(レッド、グリーン、ブルー)にW(ホワイト)のサブピクセルを加えることで、輝度を高め、低消費電力化にも一役買う。さらに「従来よりも広い色域を確保し、より鮮やかな色彩表現を実現した。有機パネルの大型化にも寄与した」(同社)としている。
応答速度も画質の重要な要素だ。OLEDは各ピクセルのスイッチをON、OFFするという、よりダイレクトな駆動が可能なデバイスで、従来の液晶テレビと比較すると、約1000倍の0.001ミリ秒という応答速度を達成した。液晶テレビのような倍速駆動やフレーム補完技術は必要ない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
2
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
3
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
4
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
5
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
6
iPhone 18シリーズ発表、今年はPro・Pro Maxのみ なんと“無印”なし 価格は21万9800円から
-
7
「iPhone Duo」発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から
-
8
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
9
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
10
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR