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» 2015年08月21日 22時21分 UPDATE

世界に先駆けて発売!――ベイヤーダイナミックから新フラグシップ「T1 2nd Generation」が登場 (1/2)

ティアックは、独beyerdynamicのフラグシップヘッドフォン「T1 2nd Generation」とプロフェッショナルモニターの「DT1770 PRO」を発表した。9月の「IFA 2015」で世界デビューする予定だったが、世界に先駆けて日本で発表および先行販売を行う。

[ITmedia]

 ティアックは8月21日、独beyerdynamicのヘッドフォン「T1 2nd Generation」を発表した。2009年に発売されたフラグシップモデル「T1」の進化版。もともと9月の「IFA 2015」で世界デビューする予定だったが、世界に先駆けて日本で発表および先行販売を行う。発売は8月下旬で、価格はオープン。店頭では13万円前後(税別)になる見込みだ。

ts_beyerdynamic01.jpg 来日した独beyerdynamicの製品開発責任者、Mario Gebhardt氏

 beyerdynamicは、1924年創設のプロオーディオと高級ヘッドフォンのメーカー。クラフトマンシップを追求したハンドメイドの製法にこだわり、量より品質を重視したモノ作りで知られる。

 来日した独beyerdynamicのアジア パシフィック担当シニア・デベロップメントマネジャーのAnja Yates氏と製品開発責任者のMario Gebhardt氏は、「T1」が最も売れている国が日本であることや、新製品に日本製の部材が使われていることを挙げ、「さまざまな面で日本との関係性があり、T1 2nd Generationは生まれた」と日本市場への思い入れを語った。

 

ts_beyerdynamic02.jpg 「T1 2nd Generation」

 「T1」は、1テスラ(1万ガウス)を超える強力な磁束密度を生み出す独自の「テスラテクノロジー」を採用したセミオープンタイプのヘッドフォンだ。「T1 2nd Generation」でも基本的な技術は継承しつつ、ドライバー中央のフィルターを追加するなどして高域における不要な共鳴(アコースティックノイズ)を可能な限り抑制。さらにバッフル形状を抜本的に見直し、ドライバーをバッフルにマウントする手法を変更するなど大幅な改良を加えている。「各パーツがより正確に動くことでノイズを極限まで抑える。完全に新しいドライバーではないが、技術者として限界を追求した」(Mario Gebhardt氏)

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ts_beyerdynamic07.jpg ドライバーと周辺を見直した

 ケーブルは着脱式。付属のケーブルは3メートル(ストレート、両出し)で、優れた導電特性を持つ7N OCC線を採用。よりピュアな音伝達を実現したという。さらにケーブルにはシールド性能の高いテキスタイルコーティングで覆うことで外部からの電磁ノイズ侵入を防ぐ。なお、付属品はアンバランス接続用のケーブルだが、オプションとして4pin XLRのバランス接続対応ケーブルも用意する(9月予定)。

ts_beyerdynamic09.jpg ケーブルは着脱式

ts_beyerdynamic10.jpg オプションとして9月に登場する予定のバランスケーブル。さらにオヤイデ電気から「UD-503」とバランス接続するためのTRS-XLR4極変換ケーブル(1万2000円、税別)が発売される予定だ

 装着感を改善するため、通気性の良いホローファイバー繊維を採用したソフトベロア製イヤークッションを採用。しなやかな肌触りとメモリーフォームクッションも新しい。より確実な装着感は長時間の装着でも快適だという。またヘッドバンドには高品位プロテイン加工が施された柔軟性のある合皮を採用して型崩れしにくくなっている。この合皮が日本製だという。「T1では本革を使用していたが、汚れやすく安定した品質の維持も難しかった。今回の日本製合皮は汚れにくい上に装着感もいい」(同氏)

 このほか、プラグも従来は6.3ミリだったが、今回は3.5ミリ(標準プラグアダプター付属)となった。また付属のケースも変更。今まではアルミ製ハードケースだったが、今回は持ち運びしやすいファブリック素材のセミハードケースとなる。「ケースのふたを開けた状態でヘッドフォンをショーケースのように美しく保管することも可能だ」(同氏)、なお、製品には5年間の保証が付く。

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