まとめ
» 2015年09月11日 07時54分 UPDATE

IFA 2015:ピニンファリーナのヘッドフォンも――IFAで目をひいた“おしゃれオーディオ機器”たち (1/2)

日本のオーディオショーとはひと味違う。デザインへのこだわりが強い欧州ならではのオーディオ機器を“天野透セレクト”でお届けしよう。

[天野透,ITmedia]

 空港や街ナカなど、いたる所にオシャレスポットが点在するヨーロッパでは、デザインへのこだわりが強いということを、今回の渡欧で改めて痛感した。これは「IFA 2015」の会場においても同じで、日本のオーディオショーとはひと味違ったデザインのものをあちこちで見かける。今回のIFAで見つけた、クラクラするような「シャレオツ・オーディオ」を紹介する。是非とも日本で使ってみたいデザインが目白押しだ。

北欧デザインはファブリックがキーワード

 デンマークに本拠地を構える「vifa」は、「ヘルシンキ」「コペンハーゲン」「ストックホルム」というスカンジナビア諸国の首都を冠したワイヤレススピーカーを展開していた。いずれもアルミフレームの筐体(きょうたい)に、ソファーに使われるシックな色合いのファブリックを表面にまとった、ミニバッグや家具を思わせるノルディックデザインだ。

ts_amanoselect02.jpg vifaのラインアップ。オーディオ機器らしからぬ外観

 全モデルがBluetooth(aptX対応)を内蔵しているほか、小型のヘルシンキはNFCでのデバイス接続にも対応。中級機のコペンハーゲンと上級機のストックホルムはWi-Fi接続でAirPlayとDLNAが利用できる。価格はそれぞれ500ユーロ、700ユーロ、1500ユーロとなっている。

ts_amanoselect01.jpg 家庭用ポータブルスピーカ「コペンハーゲン」。アルミフレームとファブリックの組み合わせがとてもモダン

ts_amanoselect03.jpg 新型の小型機「ヘルシンキ」は、パッと見だとハンドバッグにしか見えない

 2009年に創業したデンマークの新興ブランド「LIBRATONE」の小型ワイヤレススピーカー「ZIPP」は、カタチもサイズもまるでマイボトルのようなデザインだ。北欧デザインの特徴として木や布といったオーガニック素材をシンプルかつ効果的に用いることが挙げられるが、ZIPPの外観もまさにソファーのようなファブリック素材で覆われている。この部分はジッパーで開閉できるため、購入後のカラーチェンジや洗濯も可能だ。

ts_amanoselect04.jpg LIBRATONEブース。意欲的なデザインのオーディオ製品を発表している。「ZIPP」は名前の通り、ジッパーでファブリックジャケットの脱着が可能

 Wi-Fi経由でDLNAやAirPlayが使えるほか、Bluetoothもサポート。そのほか外部入力としてUSB(Type A)と3.5ミリステレオミニを備えている。価格は369ユーロ。

パラボラアンテナではありません

 日本でも知られているBang&Olufsen(バング&オルフセン)の「BeoPlay」ブランドもモダンな北欧デザインのオーディオを展開していた。ブース中央の大きな円形スピーカー「A9」は、ファブリックとウッドを主体としたミニマルデザインだ。北欧家具の傑作として名高い「Yチェア」をデザインしたハンス・J・ヴェグナーや、彼の弟子で同ブランドとも関係の深いヤコブ・イェンセンの影響がスタンド部などに見て取れる。価格は2199ユーロ。

ts_amanoselect05.jpg 日本でも販売されているBeoPlay「A9」

 山なり形状の「A6」は、デザインだけでなく薄さもアピールポイントだ。省スペースなため、テーブルに置くだけでなく壁にかけても生活空間をじゃましない。やはり前面はファブリックでまとめられたデザインを採用しており、家具との一体感を演出している。また、操作も特徴的で、本体上部に仕組まれたタッチセンサーにふれることで音量を調節できる。価格は999ユーロ。

ts_amanoselect06.jpg
ts_amanoselect07.jpg
ts_amanoselect08.jpg 「A6」は薄型のワイヤレススピーカー。置いて良し、壁に掛けて良しと、設置空間を選ばないサイズ感がうれしい。カラーはライトグレー、ダークグレー、ダークローズ、ダスティーブルーの4色で、カバーは取り外して色を替えることができる

       1|2 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.