ニコンイメージングジャパンが8月23日、NIKKORレンズとしては初めて、AF駆動用モーターにステッピングモーターを採用した「AF-P」シリーズの標準ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」と、望遠ズームレンズ「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」を発表した。9月16日に発売する。希望小売価格はAF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRが3万7500円(税別)、AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRが4万7500円(税別)。
AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは、35mm判換算で27mmから82.5mmの焦点距離をカバーする約3.1倍の標準ズームレンズ。沈胴機構になっており、小型・軽量ながら高い光学性能を実現しているという。CIPA規格で4段分の効果を持つ手ブレ補正機構を搭載する。小型のデジタル一眼レフカメラ「D3400」と組み合わせるのに適したレンズとして開発された。
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRは、35mm判換算で105mmから450mm相当の画角をカバーする約4.3倍望遠ズーム。開放F値は4.5〜6.3と明るくはないが、EDレンズを採用して高い光学性能を実現。CIPA規格で4段分の効果の手ブレ補正機構を備える。D3400のダブルズームキットでキットレンズとして採用されているもので、携行性の高い、リーズナブルな価格のズームレンズとなっている。
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