10年ぶりの「FUNAI」テレビはコスパ重視、有機ELテレビも開発へ
船井電機は5月17日、ヤマダ電機で独占販売する日本市場向けの液晶テレビおよびBlu-ray Discレコーダーを発表した。全機種が録画機能を持ち、8機種は4K対応という市場のトレンドに沿ったラインアップだ。秋には65V型を2機種追加するほか、2018年夏に向けて有機ELテレビも開発するという。
全5シリーズ11機種のうち、4シリーズ8機種が4K対応モデルで、上位3シリーズ7製品は倍速駆動(120Hz駆動)と補完フレーム生成にも対応した。映像エンジン「ClearPix Engine」はソシオネクストのLSIをベースにカスタマイズしたもので、「色飽和を抑えた緻密な映像とリアルな色を実現する」という。
液晶パネルの種類は未公表ながら、発表会場でチェックした限り、65V型を除いて視野角の広いIPSパネルを採用しているようだ。また、2000シリーズ以外は製品がHDR信号の入力をサポートしているが、LEDバックライトのローカルディミング(部分駆動)に対応したモデルはラインアップにない。
2週間分の番組を「まるごと録画」
録画機能は充実している。全機種がHDDもしくはフラッシュメモリを内蔵(2000シリーズは同梱)。中でも最上位モデルの「6000」シリーズは、6基の3波対応チューナーを搭載し、最大5chを常時録画し続ける“全録”対応モデルだ。地デジ/BS/CS110°デジタル放送から任意の放送局を選び、内蔵の3TB HDDに最長2週間分をまるごと録画できる。さらに別売のUSB外付けHDDで全録(および通常録画の)容量を増やすことも可能。SeeQVaultにも対応しているため、FUNAI製のテレビ同士であれば買い替え後にも録画データを引き継ぐことができる(6000シリーズのみ)。
なお、価格重視のスタンダード4Kモデル「4000」シリーズ、およびパーソナルサイズの「2000」シリーズについては、録画ストレージが128GBのフラッシュメモリとなる。実は、コストダウンのためにどちらもUSBメモリーを採用しており、4000シリーズの場合は筐体内でUSB接続、2000シリーズは製品に同梱(どうこん)するスタイルになっている。録画時間は約17時間と短いが、「連続ドラマを1クール保存するなどライトな使い方に適している」という(同社)。もちろん別売のUSB外付けHDDを追加して録画直を増やすことも可能だが、2000シリーズの場合は付属のUSBメモリーと排他使用になる。
ネット機能にも力を入れた。2000シリーズを除く全シリーズが無線LANを内蔵し、NetflixやYoutube、dTVなどストリーミングサービスをサポート。リモコンには各種ダイレクトボタンを用意した。
さらにスマホとの連携も可能。専用アプリ「FUNAI Connect」をインストールしたスマートフォンやタブレットを使えば、ホームネットワーク経由で録画/放送中番組を再生できるほか、宅外からのリモート視聴やリモート録画予約などにも対応した。ただし、宅内ネットワーク利用時(DLNA/DTCP-IP)にサーバになる機能を持っているのは6000シリーズのみだ。
| シリーズ | 6000 | 5000 | 4100 | 4000 | 2000 |
|---|---|---|---|---|---|
| サイズ | 55V型、49V型 | 65V型、55V型、49V型 | 55V型、49V型 | 43V型 | 40V型、32V型、24V型 |
| 解像度 | 4K | HD | |||
| 倍速駆動 | ○(補完あり) | ー | |||
| HDR信号入力 | ○ | ー | |||
| チューナー | 地デジ/BS/CS110°×6 | 地デジ/BS/CS110°×2 | |||
| ストレージ | 3TB HDD | 500GB HDD | 128GBフラッシュメモリ(2000シリーズは同梱) | ||
| ネット機能 | ○ | ー | |||
| 価格 | オープン | ||||
| 発売日 | 6月2日 | ||||
価格はすべてオープンプライス。ヤマダ電機の店頭価格については「6月2日の発売日を楽しみにしてほしい」(同社)と話している。
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