　エレコムは、左右のイヤフォンをつなぐケーブルがない“完全ワイヤレスイヤフォン”2シリーズを9月上旬に発売する。スマートフォン用の「LBT-TWS01MP」シリーズおよびAV機器用の「LBT-TWS01AV」シリーズをラインアップ。ハードウェアは共通で、カラーバリエーションと販売ルートのみが異なる。価格はオープンプライス。店頭では1万800円前後（税別）になる見込みだ。

スマートフォン用の「LBT-TWS01MP」シリーズは、ブラックとミックス（写真）の2モデルがある。AV機器用の「LBT-TWS01AV」シリーズはブラックのみ

　Bluetooth 4.1準拠のワイヤレスイヤフォン。左右のイヤフォン部を2.4GHz帯無線（Bluetooth）で接続するタイプで、ケーブルが一切ない取り回しの良さが特徴だ。A2DP接続時のコーデックはSBCのみ。

　バッテリー駆動時間は約2.5時間だが、イヤフォン部を収納して充電できるケースが付属する。充電ケースには430mAhのバッテリーを内蔵しており、イヤフォン部を4回フル充電することが可能。充電には1回1時間30分ほどの時間がかかる。

使用イメージ（写真＝左）と充電ケース（写真＝右）

　イヤフォン部は片側約12gと軽量で、6mm径の外磁型ダイナミックドライバーをノズル先端に配置する構造を採用した。振動板はわずか6μm厚のPETフィルムで、ネオジウムマグネットと合わせ、「レスポンスの良いイキイキとした音を再現する」（同社）としている。マイクも搭載しているため、ハンズフリー通話も可能だ。

　パッケージにはイヤフォン本体と充電ケースのほか、ケースを充電するためのUSBケーブル、および3サイズのイヤーチップなどが付属する。