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ドコモの衛星電話「ワイドスター」、2014年に終了
ドコモは、衛星電話の「ワイドスター」を2014年3月末に終了すると発表した。同社の衛星電話サービスは後継の「ワイドスターII」に一本化される。
NTTドコモは、衛星電話サービス「ワイドスター」を2014年3月31日に終了すると発表した。
ワイドスターは、日本上空を周回している2機の静止衛星を経由し、日本全土および日本沿岸からおおむね200海里までがエリアの衛星電話。音声通話のほかに、最大64kbpsまでのパケット通信、FAXなどを複数の宛先に同時に送信できる同報通信などが行える。
ドコモは、パケット通信を最大384kbpsまで高速化させた新たな衛星電話サービスの「ワイドスターII」を2010年4月12日より開始しており、経営資源の集中を理由にワイドスターを終了させる。
2014年3月31日の終了に先立ち、新規の受け付けは2011年9月30日に締め切る。また、クレジットカードを使うワイドスターの衛星公衆電話サービスは2013年3月29日に終了する。
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