Wi-Fiタブレット「dtab」、ドコモオンラインショップで3月27日に発売
ドコモがspモード契約者向けに提供する各種サービスが利用できるWi-Fiタブレット「dtab」が、3月27日からドコモオンラインショップで先行して購入可能になる。
NTTドコモが3月21日、Wi-Fi接続専用のAndroidタブレット「dtab」を、ドコモオンラインショップで3月27日から発売すると発表した。オンラインショップ以外のドコモ取扱店では、4月中旬以降に販売する。価格は2万5725円の予定だが、9月30日までは「dビデオ」に6カ月間契約するユーザーには9975円で販売する。
dtabは、spモード契約をしているドコモスマートフォンやドコモタブレットのユーザーが、2台目の端末として使うことを前提とした、Huawei Technology製の安価な家庭向けAndroidタブレット端末。約10.1インチのワイドXGA(1280×800ピクセル)表示に対応したTFTディスプレイを備えたボディは、質感の高いアルミ製のボディを採用しており、厚さは約9.9ミリと薄い。OSはAndroid 4.1で、CPUには1.2GHz動作のクアッドコアプロセッサー、K3V2Tを搭載する。3G接続機能はなく、Wi-Fiでのみネットにつながるのが特長で、回線契約不要で購入できる。
Wi-Fi版のため購入時の回線契約は不要だが、利用中のスマートフォンのdocomo IDを入力することでdマーケットが利用でき、外出時にスマートフォンでdマーケットの映画を視聴し、続きを家に帰ってdtabで楽しむといった楽しみ方も可能。dマーケットのすべてのサービスにホーム画面からワンタッチでアクセスする仕組みも用意している。しゃべってコンシェルやフォトコレクション、あんしん遠隔サポートといったドコモのクラウドサービスも利用できるようになっており、スマートフォンよりも大きな画面でドコモの各種サービスを利用するための専用端末といった位置付けだ。YouTubeやGoogleマップといった、Googleが提供する各種のアプリ・サービスも利用可能。Google Playからアプリをダウンロードすることもできる。
Wi-Fi版のため月額料金は不要で、前述のとおりdビデオを6カ月間契約することで9975円で本体が購入可能。なお6カ月以内にdビデオを解約すると1万2600円の解約金がかかる。
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