1台で出力6Gbps、ハードウェアWebサーバをベンチャーが開発
イーツリーズ・ジャパンはこのほど、ハードウェアのみで構成した超高速Webサーバを開発したと発表した。OSやWebサーバソフトなどを一切使用せず、ハードウェアも汎用CPUなどを使わずに専用LSIとメモリのみで構成。1台のサーバでストリーミング動画ファイルなどを高速に出力できるという。
開発した「e-7」は、HTTP上でコンテンツを配信するWebサーバ。専用LSIで必要な全処理を行い、コンテンツもメモリに格納する。HDDも使用しないため、ディスクシークによる遅延も生じない。コンテンツのアップロードはFTPで行える。
同社が他社に依頼した評価によると、Ethernet伝送のスループット(オーバーヘッド補正後)では、Apacheサーバ(ディスクアクセス時)と比べ約14倍のスループットとなる約800Mbpsを1時間以上継続できたという。
16Gバイトメモリを搭載した最も低価格なモデル(780万円)で出力は500Mbps、256Gバイトメモリを搭載した最高モデル(5800万円)で出力は6Gbpsに達する。同スループットを一般的なサーバでまかなうシステムに比べ大幅にコストを削減できるとしている。
RingProjectがOpenOffice.orgのダウンロードサーバとして採用、運用が始まっている。
同社は2000年、ハードウェアWebサーバの開発を目的として設立されたベンチャー。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
OpenAI、数学者の独立諮問グループと連携 内部モデルは「100件超の未解決問題を解決」
-
2
Google、「Googlebook」の予約受付開始 899ドル(約14万円)から
-
3
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
4
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
5
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
6
OpenAI、フロンティアAIの国際標準づくりを米国主導で進めるよう提言 「RSIはまだ起きていない」
-
7
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
8
Amazon、MetaのAIエージェント「Muse」による代理購入をブロック Shopifyは全店舗で対応へ
-
9
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す
-
10
「労働時間を長くしたい」男性3%・女性6%……どんな人? 東大が調査
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR