大日本印刷はこのほど、NTTドコモ関西や七彩と協力し、マネキンとICタグを使った携帯電話用メール配信システム「電波マネキン/ディスプレイシステム」を開発したと発表した。
携帯電話のメールアドレスを登録したユーザーに、固有のID付きICタグ(カード型か携帯電話ストラップ型)を配布。読取装置を内蔵したマネキンの前でICタグをかざすと、IDをサーバに送信。あらかじめサーバに登録しておいた情報を、IDに対応した携帯電話にメール配信する。
マネキンは「マネキンボディ型」「シェフ人形型」「ハート型」の3タイプ。マネキンボディ型は、アパレル売り場で商品を着せ、色違いやサイズ、コーディネート情報などを、シェフ型なら食品売り場でメニューやレシピを、ハート型はプレゼント情報や恋愛占いをそれぞれ配信するといった使い方が可能だ。このほかにも、さまざまな形状のオブジェに読取装置を内蔵できるという。
価格は、ICタグ1000個で300万円から。
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