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CDMA向け最小Bluetooth RFモジュール 京セラ

» 2004年03月18日 14時25分 公開
[ITmedia]

 京セラは3月18日、CDMA端末向けで世界最小クラスのBluetooth RFモジュール「RB06」を開発したと発表した。4月から月産50万個体制で量産する。

 Bluetooth SIGで ver.1.1/1.2認証を取得済みのBluetooth RFモジュール。5.0(縦)×4.0(横)×1.4(厚さ)ミリと同様の使用のBluetooth RFモジュールとしては世界最小クラス。バンドパスフィルタを基板内部に内蔵し、外装を金属からエポキシ樹脂に変更するなどしてコンパクト化した。

 米Qualcommのベースバンドチップ「MSM」シリーズが内蔵しているBluetoothベースバンドコアと組み合わせることで、CDMA端末にBluetooth機能を搭載できる。モジュールのRF-ICは、Qualcomm推奨チップの米Broadcom制「BCM2004」を採用した。消費電力は送信時36ミリアンペア/受信時38ミリアンペア、スタンバイ時50マイクロアンペア。

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