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亜種続出のNetSkyとBagle、3月のウイルスを独占

» 2004年04月01日 08時14分 公開
[ITmedia]

 スパム/ウイルス対策企業のSophosは3月31日、3月のウイルスワースト10を発表した。NetSkyとBagleの亜種が続々と出現した影響で、上位9位までをこの両ワームが占めている。

 Sophosのセキュリティコンサルタント、キャロール・テリオルト氏は次のように指摘している。「NetSkyとBagleワームの作者がウイルス作成能力を競ってバトルを展開し、新たな変種リリースの応酬を繰り広げた。今月最大のウイルスという点ではNetSkyがSophosに寄せられた報告の60%を占めて勝利したが、最も割を食らったのは、NetSkyとBagleの争いに巻き込まれたコンピュータユーザーだ」

 Sophosの集計による3月のウイルスワースト10は以下の通り。

1. NetSky.D(30.2%)

2. NetSky.B(12.3%)

3. NetSky.C(11.7%)

4. Bagle.C(3.5%)

5. NetSky.J(3.5%)

6. Bagle.E(3.4%)

7. NetSky.P(2.1%)

8. Bagle.H(1.5%)

9. Bagle.J(1.4%)

10. MyDoom.A(0.9%)

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