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大阪発・自律型2足歩行サッカーロボ「Visi'ON」完成

» 2004年04月01日 15時51分 公開
[ITmedia]

 大阪の産学連携グループ「ドリームチーム・Team OSAKA」が、ロボットのサッカー大会「ロボカップジャパンオープン2004大阪」に参加する自律型2足歩行ロボット「Visi'ON」を完成させた。

 同ロボットは高さ38センチ、重さ約2.4キロ。360度を瞬時に見渡せるという全方位センサーと高性能CPUボードを搭載し、動作は国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が開発したモーション編集ソフト「Robovie-Maker」で制御する。ボールを認識し、近づいてシュートしたり、相手を認識してディフェンスするなどの動作が可能だ。

 Team OSAKAは、大阪大学石黒研究室(石黒浩教授)と精密加工技術のシステクアカザワ、産学連携ベンチャーのヴイストン、ロボットベンチャーのロボ・ガレージで構成。大阪市の助成金1500万円と大阪産業創造館の支援を受け、10カ月かけて同ロボットを開発した。

 ロボカップジャパンオープン2004大阪は5月1−4日、インテックス大阪(住之江区)で開かれる。

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