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» 2004年04月08日 11時20分 UPDATE

SCO、対IBM訴訟の裁判延期を要請

SCOはIBMを相手に起こした訴訟で、事実発見プロセスの遅れを理由に、2005年4月の開始予定の公判を「2005年9月15日あたり」に変更するよう求めた。「SCOが負けるのは必定」でSCOは訴訟をできるだけ長引かせる考えだとみる向きもある。

[IDG Japan]
IDG

 IBMを相手に50億ドルの損害賠償を求める訴訟を起こしている米SCO Groupが、事実発見プロセスの遅れを理由に、ユタ州の米連邦裁判所に、この訴訟の公判開始日を2005年9月半ばまで、5カ月遅らせるよう求めた。

 SCOは裁判所に4月5日提出した書類の中で、この訴訟は「事実上、4カ月にわたって中断状態にある」と述べ、遅れはIBM側の責任だとしている。「IBMの対応が遅いことが、きちんとした追及の妨げになっている」と同社。

 だがIBM広報担当のマイク・ダーシー氏は、「われわれはそうは考えていない。SCOの申し立てには法廷で対抗する」と語っている。

 担当判事は12月、SCOに対し、IBMによる知的財産権侵害の詳細を明らかにするよう命じている。

 公判は2005年4月の開始予定となっているが、SCOはこれを「2005年9月15日あたり」に変更するよう求めた。

 オープンソース擁護派のブルース・ペレンス氏は、SCOの公判延期要求は予想外の動きではないとしている。同氏の見方では、SCOの意図は、訴訟をできるだけ長引かせることにある。「SCOが負けるのは必定であり、そのため、早期解決はSCOの利益にならないのだ」とペレンス氏。

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