米NVIDIAは4月14日、高性能デスクトップPC向けグラフィックスチップの新シリーズ「GeForce 6」を発表した。これを搭載したシステムを計画しているOEMは過去最高に上るとしている。
同社によると、同シリーズは「GeForce 6800 Ultra」と「GeForce 6800」で構成され、現行のNVIDIA製グラフィックスチップに比べて3Dパフォーマンスが2倍以上に向上。「Microsoft DirectX 9.0 Shader Model 3.0」などの新機能を採用してリアルな映像効果を高めるとともに、ビデオ処理エンジンの搭載によって高品位ビデオとDVDの再生に対応した。
GeForce 6 SeriesのGeForce 6800 UltraとGeForce 6800はIBMの0.13マイクロメートルプロセス技術で製造され、大手パートナーやOEM向けに出荷開始された。Fujitsu Siemens、Gateway、Hewlett-Packard、NECなどの各社が搭載製品の投入を予定している。
GeForce 6800モデルをベースとした小売用のグラフィックスボードは45日以内に発売予定。
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