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Windows XP SP2のリリース延期

» 2004年04月30日 08時15分 公開
[IDG Japan]
IDG

 今年上半期に予定されていたWindows XP Service Pack 2(SP2)のリリースが、早くても7月にずれ込むことになった。SP2はセキュリティ強化に主眼を置いているが、Microsoftの広報担当者が4月28日語ったところでは、まだ同社の基準を満たすに至っていないという。

 Microsoftはつい数日前まで、SP2は予定通り今年上半期中にリリースすると話していた。今回その時期を「7〜9月期中」に延期すると決めたのは、テストがまだ完了しておらず、テスターからの反響に基づいてソフトの修正を続けているからだと広報担当者は説明する。

 「最終的に、顧客が求める品質基準にSP2が達した段階で完成版を出荷する」と広報担当者。同社の計画に詳しい筋によれば、社内では7月のリリースを目標としているという。

 MicrosoftはSP2のβ版を12月にリリース、次いで3月にはリリース候補1を投入した。リリース候補2は現在でも5月に予定していると広報担当者。SP2テスト版のダウンロード件数は20万を超えているという。

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