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» 2004年05月12日 12時03分 UPDATE

ついに登場したNDSとPSP (1/2)

永遠のライバル・任天堂とSCEが満を持して新型携帯ゲームを同時公開。従来のゲームに対する反省から生まれたNDSに対し、再び挑戦者として牙城に挑むSCEのPSP。それぞれの特徴を画像を交えて見てみよう。

[ITmedia]

 任天堂が新型携帯ゲーム機「ニンテンドー・ディーエス」(NDS)をついに披露。タッチパネルディスプレイやマイクなど、「ゲームの新しい楽しみ方」を提案する意欲的なハードに仕上がっているようだ。

 任天堂がほぼ独占する携帯ゲーム機市場に本格参入するソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)も「PSP」(PlayStation Poratble)の仕様を確定。16:9の液晶ディスプレイや新記録メディア、ソニーらしいデザインは、ソニーグループが「21世紀のウォークマン」として位置付ける戦略商品の風格が漂う。

NDS──GBA互換を図るデュアルスロット

photo 「新しいゲームの楽しみ方を提案したい」と語ってきた任天堂の岩田聡社長。NDSを高々と掲げる(画像提供:呉井一)
photo あの2画面ゲームウォッチを思い出す折り畳み型デザイン。右側ボタンは4つだ

 流出仕様通り、NDSにはタッチパネルが装備される。ただし上下2つのディスプレイのうち、タッチパネル対応は下のディスプレイのみ。早速披露されたNDS向け「メトロイド」では、例えば上の画面でマップを確認しながら、下の画面ではフィールド画面を表示し、指で叩いて敵を倒すといった遊び方が楽しめるようだ。ソフトウェアキーボードを起動して文字入力もできるなど、タッチパネルの使い道は幅広い。

photo 「メトロイド」では上がマップ画面、下がゲーム画面(画像提供:呉井一)

 初代ファミコンのようにマイクも内蔵し、話しかけたり手を叩くなどしてコマンド入力ができる。アイデア次第でさまざまな活用法がありそうだ。

 デュアル液晶とマイクの可能性を広げるのが通信機能。IEEE 802.11ベースのプロトコルを採用しており、通信距離は約9メートル。また「無線LANスポットに接続し、何千キロも離れた場所のユーザーとも通信可能」(任天堂)。上の画面に他ユーザーのメッセージを表示したり、マイクでボイスチャットしながら対戦を楽しむことも可能になっている。ワイヤレスゲーム共有機能も備え、対応カートリッジが1本あれば複数ユーザーで共有して遊ぶこともできる。

 通信機能に対応し、電源管理機能も備えた。内蔵充電池の消耗を抑えながらいつでも通信リクエストに応えられるよう、スタンバイモードに切り替えて待機できる。メッセージが飛んできたり、通信範囲内に友人が来たらスタンバイが解除されてすぐにプレイできるという。

 デュアルCPU構成から予想されていたが、ゲームボーイアドバンスとの完全互換も果たした。NDS専用メディア(最大1Gビット)用とGBA用のデュアルスロットが搭載されている。

photo 切手型のNDS専用メディア用と、GBA用ROMカセット用にそれぞれスロットを装備。両スロットにゲームを装着して楽しむ遊び方も出てきそうだ(画像提供:呉井一)

 対応タイトルは、任天堂が「メトロイド」「スーパーマリオ」など、セガが「ソニック」シリーズ、ナムコが「パックマン」を発表している。

 発売時期は日本と北米が年内、欧州で2005年第1四半期の予定。本体の価格は発表されなかったが、海外の一部では150ドルという観測が流れている。観測が当たった場合、日本円だと2万円以下というところか。

これが「21世紀のウォークマン」

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