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GRIC、「GoRemote」に社名変更へ

» 2004年05月13日 08時35分 公開
[IDG Japan]
IDG

 リモートアクセスサービスのアグリゲーターとして知られる米GRIC Communicationsの幹部らによると、同社は5月19日の株主総会で「GoRemote」に社名変更する計画だ。

 同社の社名変更は2度目。同社は1998年にAimQuestからGRICに社名変更した。現社名のGRICは、同社ネットワークの名称「Global Reach Internet Connection」の略。

 米証券取引委員会に先日提出された財務報告書によると、同社の1〜3月期は290万ドルの純損失で、前年同期の62万1000ドルから赤字幅が拡大している。売上高は1300万ドルで前年同期の950万ドルから増収だが、ウォール外の予測(1350万ドル)を若干下回っている。

 このように財務状況はあまり芳しくないが、GRICは社名変更と強化型サービスの投入を進めていく考えだ。

 GRICによると、同社は来週、「Mobile Office」サービスの新バージョンを立ち上げる。同サービスには新クライアントソフトが含まれる。また同社は、エンドツーエンドの監視とパフォーマンス保証の機能を備えた「Branch Office」サービスの新版も導入予定。いずれも詳細は来週発表される。

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