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警備員がサーバメンテナンスも監視する情報漏えい防止サービス

» 2004年05月13日 15時57分 公開
[ITmedia]

 セコムトラストネットはこのほど、同社の「セキュアデータセンター」で、内部犯行による情報漏えいを防ぐ新サービス「作業立会いサービス」「鍵開閉履歴報告サービス」を始めた。

 サーバの運用担当者らのメンテナンス作業に、特別に訓練した警備員が立ち合い、不正行為を未然に防止する。また同社スタッフがサーバラックの開閉を監視し、開閉日時と開閉者の社名、所属、氏名を記録して1カ月ごとに報告する。

 PCなど作業に必要な機器でも、データを保存できるものであれば、持ち込み・持ち出しの事前申請を要求する。

 セキュアデータセンターは、セキュリティを重視したデータセンター。UFJ銀行や東京三菱銀行など大手銀行の電子認証用サーバ運用も委託されている。

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