ITmedia NEWS >

NY州、スパム業者に初の実刑

» 2004年05月28日 08時55分 公開
[IDG Japan]
IDG

 米インターネットサービスプロバイダー(ISP)EarthLinkのネットワークを使って大量の迷惑メールを送信した罪で、ニューヨーク州在住の被告に5月27日、3年半〜7年の禁固刑が言い渡された。同州検事総長の広報官が明らかにした。

 判決を受けたのは、「バッファロースパマー」として知られるハワード・カーマック被告。広報官によれば、同州のなりすまし規制法に基づき実刑が言い渡されたのは初めて。同被告に対しては4月に有罪評決が下されていた。

 これに先立ちEarthLinkは同被告を相手取って民事訴訟を起こし、1600万ドルの損害賠償を命じる判決を勝ち取っている。

 同被告は先に、送金為替偽造の罪で重罪の評決を受けていることから、法律で定められた最長の刑期が言い渡された。

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.